日本の月探査計画。ピンポイント月着陸を行う。2023年9月7日打ち上げ、2024年1月20日月面着陸。2024年8月23日運用終了。

【コラム】「はやぶさ」タッチダウンから10年…私たちはどこへ進むべきか

歴史的な「はやぶさ」の小惑星イトカワへのタッチダウンから10年が経ちました。2005年11月26日早朝(日本時間)、小惑星探査機「はやぶさ」は目的地の小惑星イトカワの表面へとタッチダウン、小惑星のサンプル採集を試みました。 実際には、採集用の弾丸が発射されなかったため、本来あるべき形でのサンプル回収はできませんでしたが、タッチダウン、あるいはその1週間前の着陸などの際に機内に入り込んだ微粒子が回収され、地球帰還カプセル内に残されました。2010年11月になり、地球帰還カプセル内の微粒子が小惑星イトカワ起源であることが確認され、世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功した、というのはまだ皆さんの記憶に新しいことでしょう。 ...

日本、2020年代初頭にも月南極への着陸探査を実行か

メディアなどでかなり広く報道されていますが、日本が2020年代初頭をめどに、月南極地域への着陸探査を実施することが、文部科学省で了承された模様です。 これらの記事によると、文部科学省の小委員会(有識者会議と報道しているところもあります)における議論によって、月南極への着陸計画が了承されたということです。時期については、、いずれの記事も2020年初頭と報道しています。 ...

2023-07-10T10:02:15+09:002015年6月28日(日)|スリム, 月探査 (ブログ)|

日本が火星の衛星からのサンプルリターン探査を実施か?

最近、いくつかの新聞などが、日本が火星の衛星からのサンプルリターンを行うことを決定したと報じています。これについてはどのような計画になっており、実際のところどうなのかという点について、少し真相を追ってみることにします。 一斉にこの記事が出た理由としては、6月9日(火)に開催された、宇宙政策委員会の宇宙科学・探査小委員会の第2回会合にあるかと思われます。 ...

日本の月着陸計画「スリム」が始動、2018年度にも実施か

4月20日に開催された文部科学省の宇宙開発利用部会の中の国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会において、日本が計画している月着陸探査計画「スリム(SLIM)」の実施が承認された模様です。 「模様です」というのは、私自身がこの会合に出席して確認したわけではないということと、JAXAや宇宙科学研究所(おそらく実施主体となる)から何も発表がなされていないため、確認が取れていないという意味です。報道によれば、本計画に本年度から予算がつき、早ければ2018年度に打ち上げが実施されるということです。 ...

2023-07-10T10:02:17+09:002015年4月24日(金)|スリム|
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