月探査機LROが捉えた月面の星条旗
アメリカが打ち上げた月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)は、最高で解像度50センチという非常に高性能のカメラを搭載しています。これだけのカメラがあれば、月面のいろいろなものが見えるわけですが、多くの人が見たいのは、アポロ計画の痕跡でしょう。例えば、アポロ計画で月面に設置された着陸船の残骸や科学機器、さらには旗などがみえるかどうか、というのは、誰しもが抱く疑問、というか期待ではないかと思います。 このうち、アポロ着陸船の下部や科学機器、さらにはローバーなどについては、すでに撮影に成功していますが、ついに「旗」の撮影にも成功しました。そう、アポロ計画で月面に設置された「星条旗」(アメリカ国旗)です。 ...