ルナー・リコネサンス・オービター/エルクロス

月面ではじめて「天然の橋」を確認

ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が観測した写真の中に、月面の天然の橋を写したものがみつかりました。 通常、天然の橋というと、地球上にみつかるものは浸食などでできたものが多いのですが、月ではそのようなことは考えられません。ただ、月面で風や水などで浸食されるということはありません。では、この橋はどのようにしてできたのでしょうか? ...

LROによる発見「月は縮んでいる」

NASAが打ち上げた月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が取得した画像を分析した結果、なんと、月が縮んでいることを示す証拠がみつかりました。これは、LROが取得した画像に写っていた崖を調べた結果わかったもので、この月の収縮は局所的というよりは全球的に起きており、地質学的な時間では比較的最近に(そしておそらく今でも)起きている現象とみられます。 皆様ご存じのように、最近の月起源説では、月は地球に小天体がぶつかり、その破片が集まって形成されたと考えられています。 ...

アポロ計画の写真で存在していなかったクレーターが発見される

現在月探査を実施しているアメリカの探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、このほどアポロ時代に撮影された写真には写っていなかったクレーターを発見しました。 今回、写真の調査を行ったのは、上の四角で囲まれた領域です。クレーターの東端の部分ですが、このクレーターはフランツクレーターです。 ...

ルナー・リコネサンス・オービターのデータを利用した市民参加型解析サイトがオープン

アメリカの月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)は、大量のデータをいまも地球に送り続けています。この大量のデータの解析に一般の市民が解析できるウェブサイトがこのほどオープンしました。 サイトの名前は「ムーン・ズー」(Moon ...

旧ソ連のルナ探査機の月面ローバーが捉えられる

その強烈な解像度で、アポロ着陸点でかつてのアポロ探査機の痕跡などを撮影してきたルナー・リコネサンス・オービター(LRO)ですが、今度は、旧ソ連のルナ探査機で打ち上げられた月面ローバー(ルノホート)を捉えることに成功しました。 今回、LROのカメラが捉えたのは、1970年11月に着陸した旧ソ連の探査機、ルナ17号が運んでいった、ルノホート1号と呼ばれる月面ローバーです。このローバーは無人ですが、月面上を約10キロほど動き回りました。降りた場所は「雨の海」と呼ばれる地点です。 ...

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