中国の月探査機。サンプルリターンを実施。2020年12月に打ち上げられ、月からのサンプルリターンに成功した。
嫦娥5号の着陸点選定に向けた作業が進行中
久しぶりとなりますが、中国の月探査についての情報が入ってきました。 月からの無人サンプルリターンを目指し、2017年に打ち上げ予定の月探査機「嫦娥5号」の着陸点選定の作業が進んでいます。 ...
中国の月探査機。サンプルリターンを実施。2020年12月に打ち上げられ、月からのサンプルリターンに成功した。
久しぶりとなりますが、中国の月探査についての情報が入ってきました。 月からの無人サンプルリターンを目指し、2017年に打ち上げ予定の月探査機「嫦娥5号」の着陸点選定の作業が進んでいます。 ...
中国が月探査の「第3フェーズ」(記事では「第3期」)として進めているのが、月からのサンプルリターンです。ちなみに、第1期は「周回探査」、第2期は「着陸+ローバー探査」です。 2017年に打ち上げられる予定の中国の月サンプルリターン探査機「嫦娥5号」について、このほど、第1段階の試験に成功したと、人民網日本語版が光明網の記事として伝えています。 ...
昨年10月に打ち上げられ、11月に地球帰還モジュールの期間に成功した嫦娥5号試験機ですが、月周回軌道上に残っているサービスモジュールが、嫦娥5号のミッションを想定した軌道上実証試験を実施したとのことです。中国新聞社の報道を人民網日本語版が伝えています。 記事では「位相変調試験」となっていますが、記事内容から見る限り、電波の試験ではなく、周回軌道の変更ではないかと思われます。 ...
将来の月からのサンプル・リターンに備え、地球大気圏突入試験を行うために打ち上げられた嫦娥5号の試験機のうち、本体部分に当たるサービスモジュールは、地球-月系の重力が釣り合う点(ラグランジュ点、L2)に滞在してしたが、このほど月周回軌道に入りました。軌道投入は1月11日午前3時頃(北京標準時)に実施されたとのことです。 現在の軌道は、近月点(月にいちばん近い点)約500キロ、遠月点(月からいちばん遠い点)約5300キロの長楕円軌道で、1周約8時間とのことです。 ...
昨年10月末に打ち上げられ、帰還モジュールが無事地球に帰還した嫦娥5号の再突入試験機ですが、ブログでお伝えしている通り、この「本体」の部分にあたるサービスモジュールは未だ宇宙空間にあります。このサービスモジュールは、現在、地球と月との重力が均衡する「ラグランジュ点」という場所にあります。 先日このブログの記事で、サービスモジュールが月-地球系のラグランジュ点(L2)に到達したとお伝えしましたが、国家国防科技工業局は5日、サービスモジュールがL2を離れたと発表しました。人民網日本語版が伝えています。 ...