嫦娥2号、月面「虹の入り江」地区を再び撮影

月面探査をほぼ終了しようとしている中国の月探査衛星「嫦娥2号」が、このほど、月面基地候補地として中国が有力視している月の表側の「虹の入り江」地区を再度詳細に撮影することに成功した模様です。中国新聞網の報道を人民網日本語版が訳して伝えています。 それによると、今回の再撮影は、一連の技術テストの一環として実施されたとのことです。 ...

2016-04-06T10:22:23+09:002011年6月5日(日)|嫦娥2号|

嫦娥2号、間もなく月周回観測を終了し、ラグランジュ点へ移動へ

中国の月探査機嫦娥2号は、月周回を終了したあと、なんとラグランジュ点へと向かう模様です。嫦娥計画の総設計師顧問である葉培建氏が明らかにしました。法制晩報の記事を人民網日本語版が伝えています。 葉氏によると、嫦娥2号は6月16日頃にも現在の月周回軌道から離れ、そこからラグランジュ点(太陽と地球の重力が均衡するポイント)へと向かう予定だとのことです。 ...

2016-04-08T18:35:20+09:002011年5月20日(金)|嫦娥2号|

嫦娥2号、基本探査期間を終了、延長探査へ

中国の月探査機、嫦娥2号は、打ち上げ後半年間の基本探査期間を無事終了し、延長探査期間へと入ることになりました。4月2日付の京華時報が伝えています。 この記事によりますと、嫦娥2号は、4月1日午後7時(中国現地時間)に、打ち上げから半年の想定寿命に達しました。ただ、探査機の状態が良好で、燃料も十分に残っていることから、そのまま延長探査を行うことになりました。 ...

2016-04-08T18:40:13+09:002011年4月2日(土)|嫦娥2号|

嫦娥2号、月食を乗り切る

現在月を周回している中国の月探査機、嫦娥2号が、先日の月食を無事乗り切ったことが明らかになりました。 月食は月探査機にとって大きな危険を伴います。まず、地球の陰に長時間入ってしまうため、電力供給ができず、充電された電池だけで何時間も探査機を動作させる必要があります。太陽光が当たらないことから、探査機の温度は極端に冷えることになります。さらに、月食の時間中は、地球との通信ができなくなるため、何かトラブルが発生した際にも即時対応ができないという大きなリスクを伴います。 ...

2016-04-08T18:52:07+09:002010年12月25日(土)|嫦娥2号|

嫦娥2号、今度の月食に耐えられるか?

12月21日には月食があります。月食はもちろん珍しい天体現象でもありますが、月探査機にとっては非常に大きな試練となります。 新華社(新華網=新華社のウェブサイト)が伝えたところによりますと、今度の月食に際し、月を周回している嫦娥2号に太陽光が当たらなくなるため、発電ができなくなるということです。また、衛星に太陽光が当たらないため、衛星はマイナス100度以下という極端に寒い環境に置かれる危険性があります。 ...

2016-04-08T18:54:22+09:002010年12月19日(日)|嫦娥2号|
Go to Top