月面探査をほぼ終了しようとしている中国の月探査衛星「嫦娥2号」が、このほど、月面基地候補地として中国が有力視している月の表側の「虹の入り江」地区を再度詳細に撮影することに成功した模様です。中国新聞網の報道を人民網日本語版が訳して伝えています。
それによると、今回の再撮影は、一連の技術テストの一環として実施されたとのことです。
先日のブログ記事にてお伝えしたように、嫦娥2号は最終的には太陽-地球間のラグランジュ点へと移動することになっていますが、今回の試験はその前に行われた最後の技術試験であると推測されます。
・人民網日本語版の記事
http://j.people.com.cn/95952/7400015.html
・嫦娥計画 (月探査情報ステーション)
https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/