嫦娥2号、世界でもっとも鮮明な月面地図作成へ

先日、月の「虹の入り江」領域の詳細画像の撮影に成功した嫦娥2号ですが、今後の観測により、月面のもっとも詳細な地図を作成することになると、中国の専門家が述べています。人民網日本語版が伝えています。 「月・深宇宙探査科学応用センター」の李春来主任によると、今後半年にわたる撮影で月面全体をカバーし、解像度7メートルの写真による全球地図を完成させるとのことです。嫦娥1号(解像度120メートル)に比べて20倍にもなる解像度で全球をカバーできるとのことです。 ...

2016-04-08T18:56:33+09:002010年12月1日(水)|嫦娥2号|

嫦娥2号の目標は全球撮影にあらず=担当技術者が語る

「嫦娥2号の目標は全球の画像を撮影することではない」という内容の発言があったことが、人民網日本語版の記事に紹介されています。 この発言は、嫦娥計画において地上系システムの設計を担当している李春来氏から出たもので、彼とインターネットのユーザ間の対話の中ででたものです。 ...

2016-04-08T18:58:50+09:002010年11月12日(金)|嫦娥2号|

中国の月着陸には月の南極も候補地に

中国は、将来の月探査、特に嫦娥3号及び嫦娥4号において月面着陸を目指していますが、その候補地として月の南極域も浮上してきました。 中国月探査の最高責任者である欧陽自遠氏によると、月の南極にはクレーターが多いことから、比較的古い地形であること、すなわち月の古い時代に形成された可能性があるとのことです。 ...

2016-04-08T19:00:28+09:002010年11月8日(月)|嫦娥2号|
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