オサイレス・レックス目的地の小惑星に名前をつけるキャンペーン開始
2016年に打ち上げが予定されているアメリカの小惑星探査、オサイレス・レックス(オシリス・レックス)の目的地の小惑星に、世界中の生徒たちで名前をつけてもらおうというキャンペーンが始まりました。 オサイレス・レックスは、「アメリカ版はやぶさ」とも称されるミッションで、小惑星1999RQ36からサンプルを採集し地球に持ち帰ることを目指しています。地球への帰還は2023年9月が予定されています。 ...
2016年に打ち上げが予定されているアメリカの小惑星探査、オサイレス・レックス(オシリス・レックス)の目的地の小惑星に、世界中の生徒たちで名前をつけてもらおうというキャンペーンが始まりました。 オサイレス・レックスは、「アメリカ版はやぶさ」とも称されるミッションで、小惑星1999RQ36からサンプルを採集し地球に持ち帰ることを目指しています。地球への帰還は2023年9月が予定されています。 ...
小惑星探査機ドーンは、約1年間にわたって行なってきたベスタ探査を終了し、間もなくベスタから離れ、次の目的地である準惑星ケレスへと向かいます。2つの天体に滞在して探査を行う深宇宙探査機はドーンが世界ではじめてとなります。 順調にいけば、ベスタからの離脱はアメリカ東部夏時間で9月5日(太平洋夏時間で9月4日)に予定されています。ケレスまでの飛行時間は2年半程となります。 ...
昨年から小惑星ベスタの探査を続けている探査機ドーンについて、その最新の探査結果がこのほどNASAから発表されました。ベスタの表面がこれまで考えられていたより変化に富んでいることや、温度変化が急激であることなど、内部構造についての手がかりになるような結果も得られています。今回の最新探査結果は、現在オーストリアのウィーンで開催されているヨーロッパ地球物理学連合大会で発表されており、この結果が、ベスタをはじめとする小惑星の形成や進化を理解するために役立つものと期待されています。 ドーンの探査では、上空680キロ、及び210キロからベスタ表面の写真を撮影していますが、この写真から、ベスタ表面がバラエティに富む鉱物や岩石の分布をしていることがわかってきました。スペクトルごとの写真を特殊な方法で重ね合わせた画像を作成することにより、特定の鉱物が多く集まる場所などがわかり、一度溶けたとされているベスタ表面の物質についてのよりよい理解につながります。 ...
現在、小惑星ベスタの探査を行っているドーンですが、いわば「ロスタイム」として、約40日ほどの探査延長が決定しました。今回の探査延長により、ドーンがベスタを離脱する日は8月26日となり、一方、次の目的地である準惑星ケレスへ到着する日程はこれまで通り、2015年2月で変わりありません。 今回の探査期間延長では特に追加支出が発生するということもなく、探査機の推進システム(電気推進システム)をより柔軟に扱うことができたことが今回の延長探査の余裕を生むきっかけになっています。 ...
2010年6月に帰還した「はやぶさ」のカプセルは、その翌月に開催された宇宙科学研究所の公開(JAXA相模原キャンパス特別公開)でまずはじめてお披露目され、そのあと全国を巡回して展示されてきました。このほど、3月末に開催された愛知県刈谷市での展示を最後に、このカプセル展示が終了することになりました。 今回のカプセル展示は、全国69会場で開催され、合計で約89万人がカプセルを見学しました。最後の刈谷市での展示では、ちょうど「882300人目」(=「はやぶさ」人目)の見学者もいるなど、切りのよい数字での終了となりました。 ...