オサイレス・レックス (オシリス・レックス) (OSIRIS-REx)
「アメリカ版はやぶさ」とも称される小惑星サンプルリターン計画が、オサイレス・レックス (オシリス・レックス)です。その名の通り、日本の小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」と同様、小惑星からサンプルを持ち帰ることを目指しています。
2016年9月に打ち上げられました。2018年12月3日に目的地の小惑星ベンヌ(1999 RQ36)に到達し、小惑星の観測などを行い、2020年10月20日にサンプル採取を実施、成功しました。2021年5月10日に小惑星を離脱、2023年9月24日に地球へ帰還することを予定しています。
■関連サイト
- オサイレス・レックス計画のページ (アリゾナ大学)
- 新たなオサイレス・レックスのページ
- NASAのオサイレス・レックス計画に関するページ
- 「はやぶさ2」とともに太陽系誕生の謎に迫る (「オサイレス・レックス」PIのダンテ・ローレッタ氏へのインタビュー、「ファン!ファン!JAXA」)
おことわり
この探査計画は、多くの報道やブログ等において「オシリス・レックス」と呼ばれています。本来「オシリス」とは、日本語で古代エジプトの神の名前の呼び名とされているものです。もちろん、探査機の名称も強引にそれに当てはめているわけですが、OSIRISという単語については、アメリカでの現地発音とは異なった表記となっています。
月探査情報ステーションでは、探査記名についてはできる限り打ち上げ当事国での発音に近い形で表記することとしております。このため、このプロジェクトのメンバーへ確認の上、本サイトでは、もっとも現地(アメリカ)における発音に近い「オサイレス・レックス」という表記を用いております。