水星のはじめてのカラー写真
メッセンジャー探査機のフライバイ時に得られたデータから、水星のカラー写真が作成されました。 探査機に搭載された水星撮像システム(MDIS)の広角カメラには、合計11のカラーフィルターが搭載されています。これらのフィルターのデータを組み合わせて、カラー画像を作ることに成功しました。ただし、メッセンジャーのカメラは、人間の目にみえない波長もとらえることができます。また、カラー画像は狭い波長フィルターで撮られたデータを重ね合わせたものですので、人間の見た目とは厳密には少し違います。 ...