マンガルヤーン、小トラブルも無事軌道変更実施
先日無事打ち上げられたインド初の火星探査機「マンガルヤーン」ですが、現在、火星軌道への離脱に向けて、徐々に軌道を変更し、地球から最も遠い点(遠地点)を引き上げる行程に入っています。先ごろ、エンジンの一部にトラブルがありましたが、このトラブルはすぐ解決され、予定通り軌道上昇を行っています。Marsdaily.comが伝えています。 今回、軌道(遠地点)を徐々に上げてから火星へ向かう軌道に入るのは、もともと打ち上げロケットのPSLVが一発で火星軌道へ投入できるための能力がないためで、その代わりとして、軌道変更の後に火星遷移軌道に入るという形態を選んだものです。 ...