マンガルヤーン、火星への軌道へ
11月5日に打ち上げられたインドの火星探査機「マンガルヤーン」が、12月1日、無事、地球から火星へ向けての軌道に乗りました。 マンガルヤーンは、ロケットの性能の限界もあり、直接地球周回軌道から火星へ向かうのではなく、地球を周回しながらより遠地点(地球からもっとも離れた点)の高い軌道へと移行するためにエンジンを噴射し、最終的に目標軌道に達した時点で火星に向けた軌道へと投入する、という形をとっています。 ...
11月5日に打ち上げられたインドの火星探査機「マンガルヤーン」が、12月1日、無事、地球から火星へ向けての軌道に乗りました。 マンガルヤーンは、ロケットの性能の限界もあり、直接地球周回軌道から火星へ向かうのではなく、地球を周回しながらより遠地点(地球からもっとも離れた点)の高い軌道へと移行するためにエンジンを噴射し、最終的に目標軌道に達した時点で火星に向けた軌道へと投入する、という形をとっています。 ...
中国宇宙当局は、12月2日午前1時半(中国標準時。日本時間では午前2時半)、月探査機「嫦娥3号」を、四川省にある西昌衛星発射センターから打ち上げました。打ち上げ後ロケットは探査機を無事切り離し、打ち上げは成功しました。打ち上げ成功については中国中央テレビ(CCTV)が伝えているほか、新華社など中国の報道機関は大々的な特集を組み、探査機についての情報を提供しています。 ...
探査機、それも遠くへと飛行する探査機とは、通信を確保することが重要です。それと同時に、その位置を確実に把握しておく必要があります。そのためには、深宇宙通信網と呼ばれる、巨大な電波アンテナ群で構成されたネットワークを用いることが必要です。できればそれは地球上に展開され、どのような状況でもどこかの通信局が探査機と通信できることが理想的です。それが無理であれば、他国のネットワークを借りるなどして通信を行うことになります。 日本でも、「はやぶさ」をはじめとする月・惑星探査では、アメリカ・NASAが持つ深宇宙ネットワーク(DSN: ...
人民網日本語版の記事によりますと、月探査機「嫦娥3号」の打ち上げは、長征3号B(記事中では「長征3号乙」)ロケットになるようです。 この記事によると、ロケット自体にも改造が加えられているということですが、どのような改造を施しているかは不明です。 ...
中国国家国防科技工業局は26日に月探査機「嫦娥3号」についての記者会見を開催し、この中で、嫦娥3号が達成すべき任務について、ミッションの3つの目標と科学的な3つの達成項目について述べました。 以下、人民網日本語版の内容をそのまま表記します。 ...