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冥王星に雲が存在する可能性、次の探査対象の天体は赤っぽい色…ニューホライズンズのデータから

冥王星探査機のニューホライズンズ、昨年7月の冥王星最接近(フライバイ)以降、もう皆さんの記憶の彼方に行ってしまっているかも知れません。しかし、ニューホライズンズは当時のデータを今でも地球へと送り続けています。なにしろ、冥王星はあまりに遠く、通信に時間がかかるだけでなく、通信回線も細い(少しのデータしか送れない)ため、当時撮りためた大量のデータがまだ探査機側に残っているのです。 このデータを送り終わるのは今年末頃という予定のようですが、送られてくるデータからは、冥王星の驚くべき素顔が次々に明らかになっています。今回もそのような話です。 ...

2023-07-10T10:01:44+09:002016年10月19日(水)|ニューホライズンズ|

エクソマーズの着陸実証機「スキアパレッリ」の切り離し成功、19日火星着陸へ

ヨーロッパ(ESA…ヨーロッパ宇宙機関)とロシアが共同で実施する火星探査機「エクソマーズ」は、いよいよ火星到着の緊張するフェーズに入りました。 16日、探査機は着陸実証機「スキアパレッリ」を切り離すことに成功しました。現在スキアパレッリは探査機と共に飛行を続けています。 ...

2023-07-10T10:01:44+09:002016年10月17日(月)|エクソマーズ|

「オバマ政権の有人火星探査計画は予算不足で継続的な実施は困難」アメリカ惑星探査科学者の意見

今回は、一般のメディアや宇宙機関からの記事ではなく、私の知人が寄稿した記事をご紹介しましょう。 編集長(寺薗)の研究仲間でもあり、NASAの月探査研究グループ(LEAG)の代表、そしてNASAのアドバイザリーメンバーで惑星科学小分科会のメンバーである、アメリカ・ノートルダーム大学のクライブ・ニール氏による、オバマ政権による有人火星探査構想についての寄稿です。アメリカの科学系ニュースサイト「newswise」に掲載されています。以下、紹介していきます。 ...

2023-07-10T10:01:44+09:002016年10月16日(日)|有人火星探査計画|

エクソマーズ、着陸実証機は16日切り離し・19日火星到着、周回機も19日軌道投入

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシアが共同でこの3月に打ち上げた火星探査機エクソマーズ、いよいよ到着が迫ってきました。 ESAは13日、エクソマーズの到着に関する詳細な日程を明らかにしました。それによると、着陸実証機「スキアパレッリ」は16日(日本時間。以下すべて同じ)午後11時42分に周回機から切り離され、19日午後11時42分に火星大気に突入、午後11時48分に着陸する予定です。 ...

2023-07-10T10:01:44+09:002016年10月14日(金)|エクソマーズ|

エクソマーズの着陸機スキアパレッリ、着陸に向け準備万端

ヨーロッパとロシア共同の火星探査「エクソマーズ」の火星到着が近づいてきました。 今週になって、着陸実証機「スキアパレッリ」の降下・着陸に関する指令(コマンド)が、探査機に送信されました。あとは切り離されて、コマンド通りに降下・着陸してくれることを祈るのみです。 ...

2023-07-10T10:01:45+09:002016年10月9日(日)|エクソマーズ|
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