火星探査機の高解像度データを公開
火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ (MRO) ...
火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ (MRO) ...
NASAの水星探査機メッセンジャー(MESSENGER)は、6月5日に金星のそばを通り過ぎ(フライバイし)、金星の重力によって加速することになっています。これは、来年1月に水星に到着するために必要な作業です。 この金星フライバイの際、メッセンジャー探査機は金星表面から約340キロメートル上空を通過します。 ...
金星探査機ビーナス・エクスプレスは、金星の観測を順調に続けています。このほど、5月23日から6月9日の間、地球上にある19の望遠鏡(可視光、電波)が、ビーナス・エクスプレスと共に金星を観測することになりました。地上の望遠鏡と探査機のデータを共に解釈することで、金星大気の様子、特に風や上層大気の様子などが解明されることが期待されます。また、ちょうどこの観測期間中には、水星探査機メッセンジャーの金星フライバイも予定されており、その際の金星観測のデータも、この観測に加わることになるでしょう。 なお、今回の金星地上観測に加わる19の望遠鏡には、日本の国立天文台野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡も含まれています。 ...
2004年1月の着陸からすでに3年以上にわたって火星探査を続けている、マーズ・エクスプロレーション・ローバの「スピリット」が、このほど、新たな水の存在の証拠を発見しました。「スピリット」が分析した火星の土の中に、シリカ(二酸化ケイ素)に富むものが見つかり、これはかつて火星が思ったよりも非常に湿潤な環境だったものを示すということです。このように濃密なシリカの堆積は、水の存在なしには考えられないものです。 ・プレスリリース原文 (英語) ...
土星の衛星エンセラダスは、以前から、内部に水がある、あるいはその水が噴出して「水の火山」を形作っているといったことが、カッシーニ周回機の探査で明らかにされてきましたが、土星のように太陽から遠いところで水を生みだす熱源についてはわからないままでした。 このほど、カリフォルニア大学サンタクルーズ校のフランシス・ニンモ助教授らにより、その熱源が土星による潮汐加熱であるという研究結果が発表されました。エンセラダスは土星に近いところを周回(公転)しているため、その軌道を回るごとに土星に強く引っ張られ、内部の断層などで強い摩擦が発生し、その熱により内部の氷が溶けて液体の水が発生するというものです。 ...