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中国月探査の専門家が、2030年までの有人月着陸の見解を示す

中国の月探査の専門家でもあり、現在の月探査「嫦娥計画」(とりわけ、嫦娥1号)の総指揮者でもある葉培建氏が、中国は2030年までに月面への有人着陸を実施する」という見解を表明しました。中国新聞網の報道を引用する形で、人民網日本語版が伝えています。 記事中では、また火星探査について、次の火星探査の好機である2013年までに中国が独自の火星探査機を実現することは難しいものの、その次の好機である2015年には実現するであろうとの見方を示しています。 ...

2016-04-06T10:16:32+09:002011年7月16日(土)|嫦娥(じょうが)|

NASA科学者による火星の水に関する新たな研究

NASAの科学者により、火星の水の痕跡が、火星表面にある薄い酸化鉄(平たくいえば「さび」)の下にあり、この状況が地球の砂漠でみられるものとよく似ていることを発見しました。 これまでの探査により、火星表面には、かつて考えられていたよりも多い炭酸塩の堆積地があると推定されています。この炭酸塩は、水と非常に関わりの深い鉱物でもあります。今のところ、実際に発見された堆積地はわずかではありますが、多くの科学者は、火星表面の酸化鉄により、この炭酸塩が覆われているために、発見が難しくなっているのだろうと考えています。 ...

「中国は3〜5年後には月の石を持ち帰れる」メディア会見で表明

中国の月探査は現在第2段階にあり、3〜5年後には月の岩石を持ち帰ることができる段階に達しているだろう、という言明が、京華時報の記事として人民網日本語版で紹介されています。 この記事によると、この発言は、中国共産党の中央対外宣伝弁公室が開催した国内外向けのメディア会見で、人工衛星などのエキスパートである孫家棟氏からなされたものだということです。この記事の中で、孫氏は、1〜2年後には月面着陸、そして3〜5年後には月からのサンプルリターンが実施されているだろうとの見通しを披露しています。 ...

2016-04-06T10:17:53+09:002011年6月30日(木)|嫦娥(じょうが)|

ドーン探査機、いよいよ小惑星ベスタへと近づく

NASAのドーン探査機は、いよいよ最初の目的地である小惑星ベスタへと近づいてきました。現在のところ、ベスタへの周回軌道には7月16日に投入される予定で、詳細な科学探査は8月はじめから開始される予定です。ベスタは小惑星帯に属する大型の(小惑星としては、パラス、ジュノーについで3番目)小惑星で、また、多くの隕石の源の天体としても知られています。 ドーンの探査責任者であるJPLのロバート・メーズ氏は、「探査機は目標(ベスタ)へと真っすぐ向かっている。これから1年間にわたっての探査によって、ベスタの知られざる素顔がみられることを楽しみにしている」と語っています。 ...

2016-04-06T10:18:07+09:002011年6月27日(月)|ドーン|
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