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ドーン探査機、ベスタ周回軌道に投入

NASAは17日(日本時間)、小惑星探査機ドーンが小惑星ベスタを周回する軌道に投入されたと発表しました。投入はアメリカ現地時間の土曜日です。小惑星帯の天体を周回する探査機は世界ではじめてです。 ドーンは、ベスタのまわりを約1年間周回し、その表面の様子を詳細に観測することで、太陽系の始原天体の状況を調べ、太陽系が形成された当時どのような様子だったのか、科学者が知るための手がかりを得ることになります。また、将来的な(小惑星への)有人探査に向けたデータも得ることになります。 ...

2016-04-06T10:16:02+09:002011年7月17日(日)|ドーン|

ドーン、いよいよベスタ周回軌道へ

NASAの小惑星探査機ドーンが、いよいよ最初の目的地であるベスタの周回軌道へと投入されます。周回軌道への投入は15日に実施されることになっています。 いわゆる「小惑星帯」(アステロイドベルト)は、火星と木星の間に位置し、数多くの小惑星が存在する場所として有名です。この小惑星帯の中にある大きな小惑星ベスタ、そして準惑星であるセレスを探査することが、このドーンの目的です。 ...

2023-07-10T10:02:31+09:002011年7月17日(日)|ドーン|

中国月探査の専門家が、2030年までの有人月着陸の見解を示す

中国の月探査の専門家でもあり、現在の月探査「嫦娥計画」(とりわけ、嫦娥1号)の総指揮者でもある葉培建氏が、中国は2030年までに月面への有人着陸を実施する」という見解を表明しました。中国新聞網の報道を引用する形で、人民網日本語版が伝えています。 記事中では、また火星探査について、次の火星探査の好機である2013年までに中国が独自の火星探査機を実現することは難しいものの、その次の好機である2015年には実現するであろうとの見方を示しています。 ...

2016-04-06T10:16:32+09:002011年7月16日(土)|嫦娥(じょうが)|

NASA科学者による火星の水に関する新たな研究

NASAの科学者により、火星の水の痕跡が、火星表面にある薄い酸化鉄(平たくいえば「さび」)の下にあり、この状況が地球の砂漠でみられるものとよく似ていることを発見しました。 これまでの探査により、火星表面には、かつて考えられていたよりも多い炭酸塩の堆積地があると推定されています。この炭酸塩は、水と非常に関わりの深い鉱物でもあります。今のところ、実際に発見された堆積地はわずかではありますが、多くの科学者は、火星表面の酸化鉄により、この炭酸塩が覆われているために、発見が難しくなっているのだろうと考えています。 ...

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