メッセンジャー、水星に氷の存在を確かめる
水星探査機メッセンジャーのデータの解析の結果、水星の極地域の日が当たらない場所に、かなりの量の氷があることが確かめられました。水星に氷が存在するという仮説はこれまでもしばしば唱えられてきましたが、今回の解析により、この仮説がはっきりと裏付けられたことになります。 今回の発見は、水星はもちろんのこと、地球のような、太陽にどちらかというと近いところにある惑星に、どのように水、あるいは生命の起源となる軽元素(比較的軽い元素)が存在するのかを指し示す大きな証拠になるといえるでしょう。 ...