中国の2013年の宇宙計画、嫦娥3号を含む約20機の衛星打ち上げを計画
中国の宇宙開発計画は、経済の減速がささやかれる中でも依然として積極的なようです。 人民網日本語版によると、2013年度、中国は合計約20機の衛星の打ち上げを計画しているとのことです。 ...
中国の宇宙開発計画は、経済の減速がささやかれる中でも依然として積極的なようです。 人民網日本語版によると、2013年度、中国は合計約20機の衛星の打ち上げを計画しているとのことです。 ...
NASAの月探査機グレイルは、日本時間で18日の朝(アメリカ太平洋標準時で17日昼)に、月の北極地域に落下し、探査を終了しました。落下地点に生成されたクレーターには、アメリカ発の女性宇宙飛行士であり、本探査でも教育用カメラの運用などで力を尽くし、今年7月に亡くなったサリー・ライドさんの名前を取り、「サリー・ライド衝突点」と命名されました。 落下は、もともと予定していた地点へ落下させる「制御衝突」という形を取りました。その準備のため、14日(金曜日=現地時間)から探査機は徐々に高度を下げ、月の北極地域にある衝突点の山へ向けて高度を下げていきました。2機の探査機はそれぞれ、アメリカ太平洋標準時で17日午後2時28分51秒(日本時間で18日午前7時28分51秒)、及び同じく午後2時29分21秒(日本時間で18日午前7時29分21秒)、月面に衝突しました。衝突時の速度は秒速1.7キロメートルでした。衝突地点である「サリー・ライド衝突点」は、月の北極地域にあるゴールドシュミット・クレーターの近くにある、高さ約2.5キロメートルの山の南側側面にあたります。 ...
2010年10月に打ち上げられ、半年ほどにわたって月探査を行ったあと、深宇宙探査を行っていた嫦娥2号が、このほど地球近傍小惑星である小惑星トータティスにフライバイし、観測を行うことに成功しました。人民日報日本語版が伝えています。 人民網日本語版によると、トータティス最接近の時間は13日午後4時30分(日本時間午後5時30分)で、最接近時の距離はたった3.2キロメートルとのことです。その際、写真撮影も行ったとのことです。 ...
先日、探査データから詳細な月面の重力図が作成された月探査機グレイルですが、現時点では基本探査期間を終え、延長探査期間に入っています。 しかし、いよいよ探査も終盤となってきました。NASAでは、グレイルの探査を17日午後2時28分(アメリカ太平洋標準時。日本時間では18日午前7時28分)に終了し、探査機を南極付近の山に制御衝突させる予定としています。 ...
NASAが昨年打ち上げ、現在も月の周りを周回している月探査機「グレイル」のデータを元に、このほど詳細な月の重力場の地図が完成しました。この「詳細」という文字は、これまで得られた地球以外の天体の中でももっとも詳しい重力場の地図という意味であり、事実上、月は天体の中でもっとも詳細に重力場が調べられた天体であるということになります。 重力場は、月の内部構造、あるいは地下の構造を明らかにします。地下、あるいは月内部の物質によってどれだけ引っ張られているか、という値が「重力」だからです。粗い重力マップでは、引っ張られている物質の重さを粗くしか特定できませんが、重力の地図が細かくなると、月内部のどのあたりにどのような重さの物質があるかを詳しく知ることができるようになります。 ...