火星「片道」有人飛行計画マーズ・ワン、実現を2031年まで延期、実現性にさらなる疑問符
火星への「片道切符での」有人飛行を目指すというプロジェクト「マーズ・ワン」ですが、その実現性にさらに疑問符がつくニュースが入ってきました。そもそもの火星到着を予定していた2026年から到着予定が5年遅れとなり、2031年になるという発表があったとのことです。phys.orgやMarsdaily.comなどが伝えています。 ...
火星への「片道切符での」有人飛行を目指すというプロジェクト「マーズ・ワン」ですが、その実現性にさらに疑問符がつくニュースが入ってきました。そもそもの火星到着を予定していた2026年から到着予定が5年遅れとなり、2031年になるという発表があったとのことです。phys.orgやMarsdaily.comなどが伝えています。 ...
ヨーロッパとロシア共同の火星探査計画「エクソマーズ」の着陸実証機「スキアパレッリ」は、10月19日に火星に着陸するはずでしたが、着陸直前に音信不通となり、その後の他の火星探査機の画像の解析などから、火星表面に激突したことがほぼ確実視されています。 事故はなぜ起きたのか。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が中心となり、このスキアパレッリの事故原因の調査が進められています。11月中にも出されるとされている事故報告ですが、現在の調査状況について、ESAが発表しています。 ...
多くの予想を覆し(あるいは「期待」かも知れませんでしたが)、アメリカの次期大統領にドナルド・トランプ氏が選出されたというニュース(そしてその衝撃)は、まだ私たちに大きな余韻として残っています。余韻どころか、これから始まるのです。2ヶ月後(2017年1月)に大統領に就任すれば、アメリカの内政、外交、安全保障、その他すべてがどうなっていくのか、まだ見通しがつかないというのが現状です。 見通しがつかないという点でいえば、アメリカの宇宙政策もそうでしょう。今回の大統領選は歴史上まれにみる「個人攻撃ばかりの」選挙だったともいわれていますが、その一方では、クリントン・トランプ両候補者とも宇宙政策についてはあまり語りませんでした。そのため、月・惑星探査分野を含め、宇宙政策全般に関して、今後どのようになるのかという点も不透明です。 ...
ヨーロッパ(ESA=ヨーロッパ宇宙機関)とロシアが共同で実施する火星探査「エクソマーズ」の着陸実証機「スキアパレッリ」は、本来減速して着陸するはずが何らかの原因で減速せず、火星地表に激突したことがほぼ確定的となっています。 着陸点の写真は、粗い写真から詳細な写真が得られ、事故の原因究明に役立てられると期待されていますが、さらに今回、カラー写真も届きました。撮影したのは、粗い写真と細かい写真と同様、アメリカの火星探査機、マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)です。 ...
待っていた、ともいえますし、見たくなかった、ともいえる写真が届きました。 このブログでもずっとお伝えしていますが、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とロシア共同の火星探査計画「エクソマーズ」において、19日に周回機は火星周回軌道投入に成功したものの、同時に火星地表への着陸を目指して降下していた着陸実証機「スキアパレッリ」は着陸直前に交信が途絶し行方不明となりました。 ...