嫦娥5号の開発は順調に進行中 – space.com

先日「開発中止説」が流れた、中国初のサンプルリターン機嫦娥5号ですが、現在開発は順調に進んでいるようです。この開発の状況について、アメリカの宇宙開発情報サイトspace.comがリポートしています。 中国の月探査は、周回機探査→着陸探査→サンプルリターン探査という形で進めるという方針になっています。この方針自体は月・惑星探査としては非常に順当であり、また中国の月探査がしっかりとした計画の上に成り立っていることを示します。さらに、各段階ではバックアップ用の機体を必ず確保し、何かがあった際にもそれを次に打ち上げることで成果を得ると同時に、もし前の探査機が成功した場合には、さらに次の探査機でチャレンジを行うことも考えています。 ...

2016-04-05T08:28:04+09:002013年12月30日(月)|嫦娥3号, 嫦娥5号|

嫦娥3号の着陸点について

これまで、嫦娥3号の着陸点は「雨の海に位置する虹の入り江」とお伝えしてきました。しかし、着陸地点の座標情報(北緯44.12度、西経19.51度、英語版ウィキペディアによる)を調べた結果、虹の入り江の領域ではなく、その東側の、雨の海北西部となることがわかりました。 従いまして、今後、嫦娥3号の着陸点につきましては、「雨の海北西部」という表現を使用いたします。 ...

2016-04-05T08:29:26+09:002013年12月18日(水)|嫦娥3号|

嫦娥3号、月着陸に成功

中国の月探査機嫦娥3号は、12月14日午後9時13分(中国標準時。日本時間では同日午後10時13分)、探査機を月面に軟着陸させることに成功しました。 現地時間の午後9時頃より、探査機は降下を開始、月面の「雨の海」と呼ばれる海(いわゆる「うさぎ」の頭から耳にあたる部分です)の中の「虹の入り江」と呼ばれる場所に着陸しました。 ...

2023-07-10T10:02:23+09:002013年12月15日(日)|嫦娥3号|

嫦娥3号、月周回軌道に投入

先日打ち上げられた中国の月探査機「嫦娥3号」は、無事、月周回軌道に入りました。ここでは新華社の英語版の記事を引用しましょう。 記事によると、月周回軌道への投入は中国標準時で12月6日午後5時53分(日本時間では同日午後6時53分)で、周回軌道に入るための361秒にわたるエンジン噴射を無事行って減速、周回軌道への投入に成功したとのことです。 ...

2016-04-05T08:31:00+09:002013年12月7日(土)|嫦娥3号|
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