小惑星探査 (ブログ)

中国月探査の父、嫦娥5号試験探査を言明、火星探査にも言及

本ブログ、あるいは月探査情報ステーションにいつもアクセスしてくださっている皆様にはおなじみの、中国月探査の父、欧陽自遠氏が、中国の月探査と火星探査について発言しました。今回は、国際プラネタリウム総会の席での発言で、北京青年報の記事を人民網日本語版が伝えています。 それによると、まず月探査については、今年(2014年)末には、嫦娥5号の試験機を打ち上げるということです。 ...

NASA、プラネタリーリソーシズ社と小惑星探索で協定

NASAはこのほど、小惑星の資源採掘を目指す民間企業であるプラネタリーリソーシズ(PR)社と、クラウドソーシングによる小惑星発見を行うためのソフトウェア発注で協定を結びました。これは、小惑星グランドチャレンジと呼ばれる、NASAの地球近傍小惑星発見・回避プログラムの中での具体的な動きとしては、第一歩となるものです。 このほど結ばれた契約では、PR社はNASAの資金提供による観測で得られた小惑星のデータを利用した上で、そこから小惑星を検出するソフトウェアの競争的な選定に助言を行い、さらには結果についての検討も行うとのことです。 ...

2016-04-05T08:34:34+09:002013年11月27日(水)|小惑星イニシアチブ|

はやぶさ2打ち上げの副衛星決定

2014年冬期に打ち上げ予定の「はやぶさ2」と共に打ち上げられる副衛星(サブペイロード、ピギーバック衛星とも)が決定しました。 JAXAに限らず、ロケット打ち上げの際には、打ち上げ重量に余裕がある場合に、小型の衛星を複数機同時に打ち上げることがよく行われます。ロケット打ち上げの側からみれば余った重量を活かすことで宇宙開発コミュニティへの還元や場合によっては副収入を得ることもできます。小型衛星の側からみれば、ただでさえ安いコストで作った衛星を高いお金で打ち上げるのは割に合いませんので、低価格での打ち上げが可能なこのような機会は非常にありがたいことです。 ...

2016-04-05T08:41:36+09:002013年9月23日(月)|はやぶさ2|
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