来年は「はやぶさ2」の年。まだ計画は完全に確定していませんが、おそらく来年の今頃は、宇宙に向けて機体(期待も)が飛び立っていることかと思います。

そんな中、「はやぶさ」を一気に有名にし、映画としても公開された全天周映像作品「HAYABUSA −BACK TO THE EARTH−」を制作した、(有)ライブの上坂浩光代表取締役(作品監督)が、ツイッター上で、「はやぶさ2」の全天周映像作品の制作をすでに実施していることを公表しました。

上坂監督の発言では、この作品の題名は「HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIVERSE」で、来年(2014年)7月には発表できる予定ですでに制作に入っているとのことです。この作品の制作についてはJAXAの全面協力を得ているとのことです。
現時点ですでにシナリオ第1稿は完成、年明けからCG制作を本格化させ、7月の公開に向けて作品制作を行っていくとのことです。
さらに今回は、前作と大きく違い、いろいろなメディア、イベントとの連携を行うと発表されています。この点については具体的な内容はまだ発表されていませんが、7月という時期が夏休みに入る時期だけに、特に子供たちに向けたいろいろなイベントと一緒になって、「はやぶさ2」を盛り上げていくことが期待できそうです。
作品は「HAYABUSA2製作委員会」によって制作、委員会メンバーであるコニカミノルタ、五藤光学研究所の2社から配給されます。したがって、この2社の機器を導入しているデジタルプラネタリウムではご覧いただける可能性が高い、ということになります。

月探査情報ステーションは、この作品、上坂監督をを全面支援いたします。また連携もしていく予定です。今後も新しい情報が入り次第、随時お伝えします。