アメリカの小惑星・準惑星探査
ドーン、いよいよベスタ周回軌道へ
NASAの小惑星探査機ドーンが、いよいよ最初の目的地であるベスタの周回軌道へと投入されます。周回軌道への投入は15日に実施されることになっています。 いわゆる「小惑星帯」(アステロイドベルト)は、火星と木星の間に位置し、数多くの小惑星が存在する場所として有名です。この小惑星帯の中にある大きな小惑星ベスタ、そして準惑星であるセレスを探査することが、このドーンの目的です。 ...
アメリカの小惑星・準惑星探査
NASAの小惑星探査機ドーンが、いよいよ最初の目的地であるベスタの周回軌道へと投入されます。周回軌道への投入は15日に実施されることになっています。 いわゆる「小惑星帯」(アステロイドベルト)は、火星と木星の間に位置し、数多くの小惑星が存在する場所として有名です。この小惑星帯の中にある大きな小惑星ベスタ、そして準惑星であるセレスを探査することが、このドーンの目的です。 ...
NASAのドーン探査機は、いよいよ最初の目的地である小惑星ベスタへと近づいてきました。現在のところ、ベスタへの周回軌道には7月16日に投入される予定で、詳細な科学探査は8月はじめから開始される予定です。ベスタは小惑星帯に属する大型の(小惑星としては、パラス、ジュノーについで3番目)小惑星で、また、多くの隕石の源の天体としても知られています。 ドーンの探査責任者であるJPLのロバート・メーズ氏は、「探査機は目標(ベスタ)へと真っすぐ向かっている。これから1年間にわたっての探査によって、ベスタの知られざる素顔がみられることを楽しみにしている」と語っています。 ...
この7月16日にも小惑星ベスタに到着し、周回観測を開始する惑星探査機ドーンが、その目的地である小惑星ベスタをはじめて捉えました。JPL(NASAジェット推進研究所)からその写真が公開されています。 この写真は、5月3日(アメリカ現地時間)に、探査機がベスタへの接近を開始した時点で撮影されたものです。ベスタまでの距離はこの時点で約121万キロメートル。撮影した時点ではこの距離ですからベスタはあくまで光の点としてしか写っていません。 ...
打ち上げから3年半。NASAの小惑星探査機「ドーン」が、いよいよ最初の目的である、小惑星ベスタに接近します。 あと約4ヶ月弱で、その目的地にたどり着くというところまでやってきました。 ...
小惑星探査機ドーンは、2007年9月27日午後8時34分(日本時間。アメリカ東部時間で同日午前7時34分)、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられました。 日本時間で9月28日午前2時44分(アメリカ太平洋標準時9時44分)に衛星からのテレメトリ(信号)を受信し、衛星の電源供給が正常であること、及び姿勢が正しいことが確認されました。 ...