2001マーズオデッセイ、火星探査の最長記録を更新
2001年に打ち上げられたアメリカの火星探査機「2001マーズオデッセイ」が、このほど火星探査の最長記録を更新しました。 2001マーズオデッセイは、12月15日時点で火星周回軌道に3340日間滞在して観測を続け、これは1997年から2006年まで探査を続けた、マーズ・グローバル・サーベイヤーの記録を抜き、最長の火星周回軌道滞在記録となります。 ...
2001年に打ち上げられたアメリカの火星探査機「2001マーズオデッセイ」が、このほど火星探査の最長記録を更新しました。 2001マーズオデッセイは、12月15日時点で火星周回軌道に3340日間滞在して観測を続け、これは1997年から2006年まで探査を続けた、マーズ・グローバル・サーベイヤーの記録を抜き、最長の火星周回軌道滞在記録となります。 ...
12月21日には月食があります。月食はもちろん珍しい天体現象でもありますが、月探査機にとっては非常に大きな試練となります。 新華社(新華網=新華社のウェブサイト)が伝えたところによりますと、今度の月食に際し、月を周回している嫦娥2号に太陽光が当たらなくなるため、発電ができなくなるということです。また、衛星に太陽光が当たらないため、衛星はマイナス100度以下という極端に寒い環境に置かれる危険性があります。 ...
水星探査機メッセンジャーは、4月4日(アメリカ現地時間)よりいよいよ、水星周回観測を開始します。1年にわたるこの観測期間中に、メッセンジャーは水星を合計で700周以上周回し、各種観測を実施します。 ちょうど本日終了した周回探査準備段階において、すべての機器が正常であることが確認されています。「水星の過酷な環境にもかかわらずすべての機器は順調に動作している。今日から始まる基本科学観測期間で、この惑星についての全球的な知見が数多く得られるだろう。さらにいえば、太陽活動が活発化すれば、私たちは砂かぶり席でそれをみることができるわけだ。」と、メッセンジャーの探査責任者であるシーン・ソロモン教授は述べています。 ...
日本初の金星探査機「あかつき」は、12月7日に金星周回軌道に投入されるはずでしたが、軌道投入に失敗、現在、太陽のまわりを回る軌道にあるということです。 「あかつき」は、12月7日午前8時49分(日本時間)に、金星周回軌道に投入されるための逆噴射を行い、その後金星の裏側を回って交信が再開されるはずでした。 ...
先日、月の「虹の入り江」領域の詳細画像の撮影に成功した嫦娥2号ですが、今後の観測により、月面のもっとも詳細な地図を作成することになると、中国の専門家が述べています。人民網日本語版が伝えています。 「月・深宇宙探査科学応用センター」の李春来主任によると、今後半年にわたる撮影で月面全体をカバーし、解像度7メートルの写真による全球地図を完成させるとのことです。嫦娥1号(解像度120メートル)に比べて20倍にもなる解像度で全球をカバーできるとのことです。 ...