惑星探査 (ブログ)

メッセンジャー、水星に3度目のフライバイへ

NASAの水星探査機メッセンジャーは、9月29日、水星へ3度目のフライバイを実施します。今回はフライバイとしては最後になり、水星上空約228キロ(原文では142マイル)を通過します。 メッセンジャーは、このフライバイ後に軌道を修正し、2011年には水星の周りを回る周回機となります。探査機はすでに2回のフライバイで、水星表面の90パーセント以上を撮影しています。探査チームでは、探査機に搭載されている科学機器を起動して、まだ残されている未撮影の表面を捉えるべく準備を進めています。 ...

2016-04-11T19:59:54+09:002009年9月28日(月)|メッセンジャー|

カッシーニ/ホイヘンス、地球スイングバイから10周年

土星探査機、カッシーニ/ホイヘンスが、地球スイングバイにより土星への軌道に投入されてから、10周年となりました。1999年8月18日、カッシーニは地球上空1171キロを通過し、地球の引力の力を得て秒速5.5キロメートル加速、土星へと向かいました。 カッシーニ/ホイヘンス探査機は、1997年10月に打ち上げられ、金星(2回)、地球、木星という合計4回のスイングバイを経て土星へと向かいました。4回のスイングバイにより得られた速度は合計21.44キロメートルとなります。 ...

2009-08-20T00:33:00+09:002009年8月20日(木)|カッシーニ/ホイヘンス|

水星の新地形に名前がつけられる

今年1月に行われた水星探査機「メッセンジャー」により新たに発見された15のクレーターに対し、国際天文学連合(IAU)では、メッセンジャーの科学チームが提案していた名前を承認しました。 「IAUが迅速に水星の明瞭なクレーターの名前を承認してくれたことをうれしく思っている。 ...

2016-04-15T20:25:56+09:002008年11月27日(木)|メッセンジャー|

「ミッション達成。でも疑問がまだ残る!」

1997年に打ち上げられ、2004年6月に土星に到着した探査機カッシーニは、この6月末で、第1段階の探査期間(基本探査期間)を終了します。このあと、さらに2年間の延長探査が予定されており、この延長探査では、土星やその衛星、とりわけ不思議な世界であることがわかってきた2つの衛星、タイタンとエンセラダスについてより詳しく調査を行う予定です。 この延長探査は今年の4月に実施が決定したものです。 ...

2016-04-15T20:30:23+09:002008年6月28日(土)|カッシーニ/ホイヘンス|

メッセンジャーが発見した水星の地名に名前がつけられる

今年1月に水星をフライバイした探査機メッセンジャーは、これまで人類がみたことがなかった水星の領域を撮影し、多くの成果を挙げています。このたび、このメッセンジャーの写真から新たに発見された水星の領域に名前がつけられることになりました。 天体の地名については、国際天文学連合(IAU)の命名ワーキンググループがその権限を持っています。今回、メッセンジャー探査機が発見した各種地形(クレーター、谷など)について、メッセンジャーの科学チームが提案した命名を、IAUが正式に承認したものです。 ...

2023-07-10T10:02:37+09:002008年4月29日(火)|メッセンジャー|
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