嫦娥5号にはローバーは搭載されず
2017年に打ち上げ予定の中国の月サンプルリターン機、嫦娥5号について、中新網(英語版)はこのほど、ローバーを搭載しない模様だと報道しました。 ご承知の通り、現在月面で活躍中の嫦娥3号には、ローバー「玉兎」が搭載されました。同じ構成で打ち上げられる嫦娥4号にも、この後継機となるローバーが搭載されることは間違いないと思われます。 ...
2017年に打ち上げ予定の中国の月サンプルリターン機、嫦娥5号について、中新網(英語版)はこのほど、ローバーを搭載しない模様だと報道しました。 ご承知の通り、現在月面で活躍中の嫦娥3号には、ローバー「玉兎」が搭載されました。同じ構成で打ち上げられる嫦娥4号にも、この後継機となるローバーが搭載されることは間違いないと思われます。 ...
このほど、講談社ブルーバックスの最新刊として、佐伯和人さんの手になる「世界はなぜ月をめざすのか」という本が発売されました。 著者の佐伯和人さんは大阪大学理学研究科宇宙地球科学専攻の准教授です。実は、編集長(寺薗)とは学生時代からの仲間でして、佐伯さんの方がちょっと上の先輩にあたります。地質学の知識から(当時の)最新のコンピューターゲームまで(その後研究室で大はやりして大変なことになりましたが)、いろいろなことを教えてくださった方です。今でも、月探査をはじめ、宇宙科学・宇宙開発の様々なシーンでお世話になっています。 ...
JAXAは2日、7月から募集していた「はやぶさ2」応援キャンペーンの取りまとめ企業として、電通株式会社が選定されたことを発表しました。また、電通側でもプレスリリースを発表しています。 このキャンペーンは、「はやぶさ2」の打ち上げを応援する企業(オフィシャルサポーターと呼びます)に対して、JAXAが「はやぶさ2」のロゴマークや写真などの使用を許可する形での応援を行い、それらの企業はロゴマーク等を使用したグッズの販売やキャンペーンの実施などを行えるというものです。 ...
火星探査について、思いがけない国からの情報が入ってきました。中東の産油国で、ドバイに代表されるその裕福さで知られる国、アラブ首長国連邦(UAE)です。 アルジャジーラなど複数のメディアによりますと、UAEではこのほど宇宙庁を設立して、本格的な宇宙開発・宇宙探査へと乗り出すことにしたとのことです。 ...
現在中国の月探査は、第2期(着陸)に進んできていますが、その先の第3期(サンプルリターン)に向けての準備も着実に進めているようです。 人民網日本語版は12日、将来のサンプルリターン機に向けて、大気圏再突入などの試験を行うための試験機が、西昌衛星発射センターに運ばれたと報じました。これは、新京報が中国国家国防科技工業局の発表として伝えたものです。 ...