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民間企業が月科学機器の月面輸送を提案

国際的な月着陸技術競争であるグーグル・ルナー・Xプライズに参加しているアストロボティックテクノロジーは、このほど、この技術競争のために2012年までに送る予定のローバーに、240ポンド(109キログラム)ほどの重量を、研究者が観測機器を搭載したり、月面での何らかの商業的な用途に使えるように割り当てると発表しました。moondaily.comが伝えています。 アストロボティック社は、同社のウェブページにおいて、「情報提供のお願い」として、どのような用途があるかを募集しています。その中には、月表面に水があるかどうかを確かめるというようなものも含まれています。 ...

2016-04-11T19:28:24+09:002010年3月18日(木)|月探査 (ブログ)|

嫦娥2号の打ち上げは10月か

人民網日本語版は、京華時報の報道として、中国の2番目の月探査機、嫦娥2号が、今年10月にも打ち上げの予定であると伝えています。 記事では、嫦娥2号は1号に比べて短時間で月へ向かう(120時間=5日間)予定であるほか、写真解像度が飛躍的に高まった(10メートル)ことについて触れています。また、その次の探査機「嫦娥3号」についても既に試作モデルが完成し、1〜2年の試験を経てフライトモデルの製作に移るとしています。 ...

2016-04-11T19:28:39+09:002010年3月18日(木)|嫦娥2号|

「中国は単独での火星探査能力を持つ」科学者が言明

中国の新華社通信は、中国の科学者が、地上管制能力の向上を条件に、中国単独でも火星探査が実行可能と言明したと報じました。新華社の報道を人民網日本語版が伝えています。 この報道の中では、中国が打ち上げを予定している「蛍火1号」について、ロシア側の事情により遅れてしまったことを受けて、その次の打ち上げ後期である2013年には、中国独自の火星探査機を打ち上げるよう提案している模様です。 ...

2016-04-11T19:29:38+09:002010年3月18日(木)|火星探査 (ブログ)|

水星表面の新発見の地名に命名、葛飾北斎の名も

水星探査機メッセンジャーの科学チームはこのほど、2008年1月と10月に行った探査機の水星フライバイの際に発見された、水星表面の新たな地形(クレーター)について、国際天文学連合(IAU)に対して申請していた命名提案が承認されたと発表しました。 水星は英語でマーキュリー(Mercury)といい、芸術の神様であることから、水星の表面の地名には芸術家の名前がつけられます。今回新たに命名された10の地形(クレーター)にも、世界各国の芸術家の名前がつけられており、その中には日本の葛飾北斎にちなんだものもあります。 ...

2016-04-11T19:30:09+09:002010年3月18日(木)|メッセンジャー|

旧ソ連のルナ探査機の月面ローバーが捉えられる

その強烈な解像度で、アポロ着陸点でかつてのアポロ探査機の痕跡などを撮影してきたルナー・リコネサンス・オービター(LRO)ですが、今度は、旧ソ連のルナ探査機で打ち上げられた月面ローバー(ルノホート)を捉えることに成功しました。 今回、LROのカメラが捉えたのは、1970年11月に着陸した旧ソ連の探査機、ルナ17号が運んでいった、ルノホート1号と呼ばれる月面ローバーです。このローバーは無人ですが、月面上を約10キロほど動き回りました。降りた場所は「雨の海」と呼ばれる地点です。 ...

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