第43回月惑星科学会議が開幕
世界最大の月・惑星探査に関する国際会議である、第43回月惑星科学会議(LPSC: Lunar ...
世界最大の月・惑星探査に関する国際会議である、第43回月惑星科学会議(LPSC: Lunar ...
中国の次期月探査機嫦娥3号について様々な情報が出始めています。新たに、着陸地点が「虹の入り江」になったこと、また月面での活動が3ヶ月程度になることがわかってきました。 着陸地点については、ほかにも神酒の海、湿りの海、ケプラー・クレーター、アリスティルス・クレーターが候補となっていましたが、平坦であることを考慮して虹の入り江を着陸地点と選定したとのことです。すでに嫦娥2号がこの領域の詳細写真を多数撮影しており、今後はこのデータを元にして、より詳細な着陸地点を選定するものと思われます。 ...
中国が2013年に打ち上げる予定の月探査機(着陸機+ローバー)、嫦娥3号について、プロトタイプの開発が終了し、いよいよ実機(フライトモデル)の開発に移行したとのことです。京華時報の記事を人民網日本語版が翻訳・転載しています。 中国国家国防科技工業局が明らかにしたもので、今回は月探査計画重大プロジェクトの指導チームの審査を経ての移行とのことです。なお、嫦娥3号は、西昌宇宙センターから打ち上げられるとのことです。 ...
中国の月探査計画のうち、第3期となるサンプルリターン計画についても、徐々にその仕様が明らかになってきました。 サンプルリターン(編集長注=嫦娥5号及び嫦娥6号と思われます)の総設計師(プロジェクトマネージャー)である胡浩氏が、華西都市報のインタビューに応じた記事を人民網日本語版が配信しています。それによると、このサンプルリターン計画では月面ローバーを使って試料を採集したあと、月軌道上で待機している周回船とドッキングして地球へと戻る計画となっており、サンプルの取得量は2キログラムを想定しているとのことです。 ...
NASAの月探査機グレイルが、いよいよ科学観測を開始しました。科学観測は、3月7日午後8時15分(アメリカ東部時間。日本時間では3月8日午前10時45分)からかいしされ、84日間継続される予定です。 この観測で、科学者たちは高精度な月の重力場の地図を得ることができ、月の内部構造や内部の構成物質などを、これまでにない精度で知ることができると期待されています。そしてこれらのデータは、地球、さらには地球のような岩石質の天体がどのように進化したのかを知る手がかりを与えてくれることでしょう。 ...