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嫦娥3号の実物模型展示

中国が来年(2013年)の打ち上げを予定している月探査機「嫦娥3号」の実物大模型が、このほど開催された第9回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)で公開されました。着陸機は4本の足をもち、ローバーは6つの車輪を持つとのことです。 また、ローバーは自律判断機能も持っている模様で、障害物などをよけながら走行することができるとのことです。 ...

2016-04-06T02:18:10+09:002012年11月19日(月)|嫦娥3号|

「かぐや」データで、月の超巨大衝突と表・裏の違いを裏付ける研究成果が発表される

これまで、月の裏側には、直径が2500キロメートルにも及ぶ巨大盆地「南極-エイトケン盆地」が存在することは知られていました。そしてその形成は、月の進化にも大きな影響を与えたということはほぼ間違いないと、月科学者のほとんどは考えています。 このほど、産業技術総合研究所の中村良介氏を中心としたグループは、日本の月探査機「かぐや」のデータを分析することで、月の表側に、それを超える巨大衝突の痕跡を発見しました。今回の成果はそれだけではなく、その巨大衝突が元となって、現在の月の表側と裏側の姿、そしてその違いをもたらしたという推測も行なっています。 ...

2023-07-10T10:02:29+09:002012年10月29日(月)|かぐや|

キュリオシティが分析した岩に驚きが広がる

火星探査機マーズ・サイエンス・ラボラトリー(愛称「キュリオシティ」)が最初に分析した岩は、これまでの探査で考えられていたよりも複雑な組成を持っていることがわかり、科学者を驚かせています。また、地球内部の岩に似ていることもわかってきました。 マーズ・サイエンス・ラボラトリーの科学チーム共同研究科学者であるカリフォルニア工科大学のエドワード・ストールパー氏は、岩の科学分析結果についてこのように述べています。「今回発見された岩の科学分析結果をみると、かなり奇妙な点はあるのだが、岩自体は地球上の火山地帯によく存在する、いわゆる玄武岩に属するものである。ただ、火星で見つかっている同種の岩はたった1種類で、今回の岩がそれと同じような過程でできたのかどうか、現時点では断言できない。ただ、その岩の起源を考える上でここはいい場所かも知れない。」実際、このような岩石は地球上ではマントル由来と考えられるもので、かなり水を多く含むマグマから結晶化する過程でできてくることが知られています。 ...

嫦娥5号は2017年打ち上げ、中国月探査計画最高責任者が発言

中国月探査計画の最高責任者である欧陽自遠氏は、このほど学会で講演し、中国月探査の第3段階であるサンプルリターン計画の第1号機となる「嫦娥5号」を2017年に打ち上げる予定だと述べました。人民網日本語版が伝えています。 中国の月探査は、第1段階の「周回」、第2段階の「着陸」、第3段階の「帰還」(サンプルリターン)に分けて進められています。このうち、第1段階は、2007年打ち上げの嫦娥1号、及び2010年打ち上げの嫦娥2号により達成されました。第2段階については、来年(2013年)下半期に打ち上げるとされている嫦娥3号、及び2015年に打ち上げる可能性がある嫦娥4号により実施されます。 ...

2016-04-06T02:24:28+09:002012年10月16日(火)|嫦娥(じょうが)|

嫦娥3号の着陸地点が「虹の入り江」地域に決定

来年(2013年)の打ち上げを目指して準備が進められている中国の月探査機、嫦娥3号ですが、その着陸点が正式に「虹の入り江」地域に決定しました。また、打ち上げ時期も2013年下半期と、さらに絞られてきています。10月12日付の人民網日本語版が伝えています。 虹の入り江(月面正式名Sinus ...

2016-04-06T02:29:22+09:002012年10月16日(火)|嫦娥3号|
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