ESAの通信局、フォボスグルントとの通信を確立 −通信確立の詳細が明らかに−
先に本ブログの記事でお伝えした通り、22日夜(世界時。日本時間では23日朝)、オーストラリア・パースにあるヨーロッパ宇宙機関(ESA)の追跡局で、ロシアの火星探査機、フォボスグルントからの電波を捉えることに成功しました。 探査機は11月8日(現地時間。日本時間では9日)に打ち上げられました。火星に向かう前の地球周回低軌道への投入は成功し、ロケットとの分離の後、太陽電池パネルの展開は確認されています。その後、探査機搭載のフレガット第2段ロケットの2回にわたる燃焼については、ロシアの追跡管制局が追跡できる範囲ではなく、自動的に行われるはずだったのですが、これが実際には行われなかったのではないかと考えられています。 ...