ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は23日、今月9日に打ち上げられて以降行方不明になっているロシアの火星探査機、フォボスグルント(及び、中国の探査機蛍火1号)からの信号を受信したと発表しました。
ESAによると、信号は世界時で22日の午後8時25分(日本時間では23日午前5時25分)、ESAのオーストラリア・パースにある制御局で受信されたとのことです。現在、ESAはロシアの技術者チームと共に、探査機との通信回復に向けての協力体制を組んでいます。
・ESAの記事 (英語)
  http://www.esa.int/esaCP/SEMDKBZW5VG_index_0.html
・フォボスグルント/蛍火1号 (月探査情報ステーション)
  https://moonstation.jp/ja/mars/exploration/future.html#PHOBOSSOIL