中国の月探査、無人段階は2017年に終了
中国月探査機計画の最高責任者である欧陽自遠氏は、このほど会合で演説し、中国の月探査のうち、無人の段階は2017年頃をめどに終了すると語りました。なお、そのあとに来る段階として有人月探査が考えられますが、それをいつから開始するかについては明言しませんでした。 中国の月探査は、周回、着陸、回収(サンプルリターン)という3つの段階を踏んで行われ、それぞれの段階に2機ずつ探査機を飛ばすことになっています。例えば、周回段階では嫦娥1号と2号が飛行し、着陸段階では嫦娥3号が間もなく(2013年頃に)打ち上げられる予定です。またそのあとに嫦娥4号が予定されています。 ...