小惑星探査 (ブログ)

オライオン宇宙船、打ち上げ延期

将来のアメリカの月・惑星友人探査に使用される宇宙船「オライオン」試験機の打ち上げは、アメリカ東部標準時で12月5日の午前7時5分(日本時間では同日午後9時5分)に予定されていましたが、強風とロケットの機器トラブルで、打ち上げは翌日以降に順延されました。 打ち上げ時刻前後には打ち上げ場であるケープカナベラル宇宙センター周辺でかなり強い風が吹いており、打ち上げの基準を超えるために打ち上げが何度も延期されていました。その後、今度は燃料の注入・排出を行うバルブを閉じることができなくなり、その対処を行っている間に打ち上げ可能時間を過ぎてしまいました。 ...

「はやぶさ2」副衛星の「プロキオン」、状態は正常

JAXAは、「はやぶさ2」と同時に打ち上げられた3機の副衛星のうち、東京大学などが製作した副衛星「プロキオン」(PROCYON)について、打ち上げ日の12月3日午後8時51分に信号を受信し、衛星が所定の惑星間軌道に投入されていることを確認したと発表しました。 ...

2023-07-10T10:02:20+09:002014年12月5日(金)|はやぶさ2|

「はやぶさ2」、探査機の状態は正常

JAXAは、12月3日に打ち上げた探査機「はやぶさ2」について、海外受信局(NASAの深宇宙通信網通信局である、アメリカ・カリフォルニア州ゴールドストーン局)で受信した電波により、太陽電池パネルの展開や太陽方向の捕捉(姿勢を太陽方向に向けること)など、一連の初期動作に成功していると発表しました。 打ち上げ後2日間は「クリティカルフェーズ」と呼ばれ、衛星の各機器の初期電源の投入や機器チェックなどが行われます。ここで何らかの不具合がでてしまうと、その後のミッションに大きな影響を与え、場合によってはミッション続行が不可能になります。そのため、重要な期間という意味で、クリティカル(critical=英語で「重大な」)フェーズと呼ばれるのです。 ...

2016-04-05T02:25:24+09:002014年12月4日(木)|はやぶさ2|

「はやぶさ2」、打ち上げ成功

2度の打ち上げ日延期となっていた「はやぶさ2」ですが、本日12月3日、午後1時22分4秒、種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機により打ち上げられました。 飛行は順調で、また地球を1周した後のH-IIAロケット第2段の再点火にも成功し、午後3時9分25秒にロケットから衛星が分離され、打ち上げは成功しました。 ...

2016-04-05T02:25:51+09:002014年12月3日(水)|はやぶさ2|

「はやぶさ2」打ち上げ2日前判断では12月3日で変更なし

編集長は現在種子島の表玄関、西之表港にいますが、非常に強い風が吹いています。これは、12月1日の打ち上げ判断が間違っていなかったことを示すものといえましょう。 先ほどJAXAは、あさって3日の打ち上げについて予定通り実施すると発表しました。天候についてはこのあと徐々に回復するという予想なのでしょう。打ち上げ予定時刻は、12月3日午後1時22分4秒で変更ありません。 ...

2016-04-05T02:26:07+09:002014年12月1日(月)|はやぶさ2|
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