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About 寺薗淳也

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【情報更新】編集長(寺薗)が、BSスカパー「月とすっぴん」に出演します

7月17日に放送されるBSスカパーの番組「月とすっぴん」に、編集長(寺薗)が出演します。

「月とすっぴん」は、満月の夜にだけ放送される、実験的な番組です。放送日が満月だけというのも面白いですが、なんと出演者は一切顔が画面に出ません。あくまでも主役は「満月」。
月を通して、人間と宇宙とのつながりを考えていこう、そのようなコンセプトの番組です。

MCはベッキーさんが務めます。私は今回は、拙著『夜ふかしするほど面白い「月の話」』をベースにした、月についてのちょっと面白い話を語っていきます。
残念ながら当日は全国的に天気が悪いという予報が出ていますが、もし雲の晴れ間から月がみえるようでしたら、ぜひ番組をみながら(聞きながら)、月と宇宙、そして人類への思いを馳せて下さい。

なお、本番組は無料で視聴できます。ただし、衛星放送受信設備(アンテナ及びチューナー)は必要です。BSスカパーはBS241チャンネルです。
また、本番組はYouTubeでの生配信がありますので、そちらでもご覧いただけます。URLは下に示しました。お好みの方法でご覧下さい。
放送は7月17日(水)、午後8時30分から午後10時までの1時間30分です。

2019年7月17日(水)|Categories: お知らせ|

「月探査」のページを改訂しました

月探査情報ステーションの要となるページ、「月探査」のコーナーのトップページを改訂しました。
探査情報を現状最新のものに更新したほか、少なくとも現在把握できている探査計画をリストアップしています。これまで項目がなかった「深宇宙ゲートウェイ」や「アルテミス計画」についても、少なくとも項目は並ぶようになりました。コンテンツは今後作成していくことになります。

なお、月探査年表がまだ古い(2017年5月現在の)情報のままとなっております。こちらは各探査の情報を更新しながら徐々に最新版へと更新していきます。もう少々お待ち下さい。

2019年7月16日(火)|Categories: 最新情報|

アクセス一時不能のお詫び

7月16日午後8時40分〜午後9時40分ころにかけまして、月探査情報ステーションに一時アクセスできなくなるという障害が発生しました。具体的には、アクセスしても真っ白な画面が表示され、コンテンツを全くみることができない(ただし、旧サイトのファイルベースのコンテンツにはアクセス可能)というものでした。

原因を調査した結果、ちょうど同時刻に実施していた、本サイトを動作させるシステムであるワードプレス(WordPress)のプラグイン(Plugin: 機能を強化するための追加ソフトウェア)の更新途中で不具合が発生し、それに伴って一部のプラグインの動作異常が発生したために、サイト表示を行うWordPressそのものの動作に障害が発生したものと判明しました。現時点では、問題が発生したプラグインは除去しており、サイトは正常に動作しています。

ただし、何らかの理由で画面上にエラーメッセージが出る可能性があります。もしそのようなメッセージが表示されましてもコンテンツそのものへの影響はありませんが、念のため、ご報告をいただければと思います。またその他の問題が発生した場合もぜひご報告をいただけますよう、お願いいたします。

該当する時間帯にアクセスした皆様にはご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
プラグインの管理を含め、今後アップデートの方針を見直し、より安全に運用できるように努めてまいります。
今後とも月探査情報ステーションをご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年7月16日(火)|Categories: 最新情報|

チャンドラヤーン2、延期された打ち上げ日は7月29〜30日になる可能性

7月15日に打ち上げ予定だったインドの月探査機「チャンドラヤーン2」ですが、打ち上げは機器の不具合により延期されました。インド地元紙によると、延期された打ち上げの再度の日程は今月末、7月29〜30日くらいになるのではないかとのことです。

チャンドラヤーン2周回機と着陸機

打ち上げ射場(サティシュ・ダワン宇宙センター)でロケットへの搭載作業が進められるチャンドラヤーン2探査機。左側、ロケットフェアリング手前で吊り下げられているのが着陸機「ビクラム」。手前(右側)にあるのが周回機。(© ISRO)

この情報を伝えているのはインドの国内紙、ヒンドゥスタン・タイムズです。
同紙によると、7月15日の打ち上げ中止は打ち上げまであと56分というところでの停止だったそうです。この中止は、インド宇宙機関(ISRO)のホームページでは「技術的な問題」(technical snag)と表現されていますが、その詳細については公表されていません。

ISROの当局者によると、現在のところ再設定される打ち上げ日がいつになるかは公表できないとのことで、現在も打ち上げ中止の原因となった「技術的な問題」の詳細についての調査が続いているとのことです。ただ、ヒンドゥスタン・タイムズ紙は、次回の打ち上げ日のチャンスとして、新月に近い7月29日または30日になるのではないかとの推測を立てています。おそらくこれは月への到達軌道の問題になると考えられますが(今回の15日という打ち上げ日も満月の少し前でした)、記事でも明確な根拠は示されていないため、あくまでも推測と捉えるべきでしょう。

なお、チャンドラヤーン2の打ち上げウィンドウは9月まで残されているとのことです。

記事によると、ISROは打ち上げ中止を「十分な予防措置として」中止したとのことです。なお、同紙にISRO関係者が語ったところによると、ロケット(から送られてくる各種)パラメーター(機器が示す数値)が一部基準に達していなかったとのことで、ISROとしてはなるべく早く打ち上げたいとのことだそうです。この「なるべく早く」は気持ちとしてはわかりますが、原因が究明されていない段階での早期打ち上げは危険ではあります。

また、別のISRO担当者は、「(打ち上げ延期は)残念なことであるが、幸いにも探査機とロケットはそのまま残っており、また後日打ち上げが可能だ」と語っています。このくらいの姿勢の方がむしろ安全といえるでしょう。

チャンドラヤーン2は、インドが打ち上げる2機目の月探査機です。前回の「チャンドラヤーン1」が周回機のみだったのに対し、今回は周回機、着陸機、ローバーの「3点セット」で臨みます。着陸場所は月の南極付近を想定しています。
着陸に成功すれば、インドは旧ソ連、アメリカ、中国に続く、4カ国目の月への軟着陸に成功した国となります。
着陸機にはローバーが内蔵されています。着陸機は、ISRO初代長官の名前を取って「ビクラム」という愛称が、ローバーにはサンスクリット語で「知恵」を意味する「プラギヤン」という愛称がそれぞれつけられています。

宇宙開発は基本的に安全第一であり、他の(政治的、あるいは個人的な)都合により振り回されるべきものではありません。まずは今回の打ち上げ延期を招いたトラブルの原因究明がなされ、その後にしっかりと打ち上げ日を設定、成功させることが重要です。

2019年7月16日(火)|Categories: チャンドラヤーン2|

チャンドラヤーン2、「技術的問題」により打ち上げ延期

インドの月探査機「チャンドラヤーン2」は、7月15日の打ち上げが予定されていましたが、トラブルにより延期となりました。日本では産経新聞が報じているほか、チャンドラヤーン2を打ち上げるインド宇宙機関(ISRO)のホームページにも延期が告知されています。

打ち上げを待つチャンドラヤーン2探査機

GSLVマークIIIロケットに搭載され、打ち上げを待つチャンドラヤーン2探査機 (© ISRO)

チャンドラヤーン2は、2009年に打ち上げられた「チャンドラヤーン1」に続き、インドが打ち上げる2機目の月探査機です。周回機、着陸機、ローバーの3つからなり、月の南極付近に着陸、地表探査を実施する予定です。

打ち上げは7月15日午前2時51分(現地時間。日本時間では同日午前6時21分。インドと日本の時差は4時間30分)の予定でしたが、ISROによると「技術的な問題」(ホームページの用語では “technical snag” )が発生し、打ち上げは延期になったとのことです。なお、新しい打ち上げ日時については決まり次第発表とのことで、現時点ではいつになるかまだわかっていません。また、この「技術的な問題」の詳細についても発表されていません。

現時点では、ともかくも打ち上げが成功するように、待つことが大切かと思われます。続報が入り次第お伝えします。

 

2019年7月15日(月)|Categories: チャンドラヤーン2|