moonstation

About 寺薗淳也

この作成者は詳細を入力していません
So far 寺薗淳也 has created 1593 blog entries.

月表面に見つかった水分子は彗星から供給された?

先日NASAが発表した月表面の水分子の存在について、その供給源が彗星ではないかという説が出されています。Moondaily.comが報じています。これまで、月の表面に水分子が存在していることが、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)の観測により明らかになっていますが、その源は明らかになっていませんでした。 この話題は、先日アメリカ・テキサス州のヒューストンで開催された、月探査に関連した160人以上の科学者が集まった研究会、月探査解析グループ(LEWG: ...

嫦娥1号が発見した月面の火山地形に「玉兔」と命名

【記事内容を改訂したため、書き込み日時を変更しています】 中国初の月探査機で、今年3月まで探査を実施していた嫦娥1号のデータを元に、このほど中国の科学者は、月の表側にある火山地形「玉兔」、クレーター「呉剛」及び裏側の衝突盆地を発見したと発表しました。科学網、人民日報、新華社などが報道しています。 ...

2016-04-11T19:44:20+09:002009年11月26日(木)|嫦娥(じょうが)|

今週のはやぶさ君 (11/26)

はやぶさ君のイオンエンジンが不調になった時には、たくさんの心配と励ましのメッセージをいただきました。そして、先週、帰還運用の再開を発表した際には、先にも増してたくさんのお祝いと激励のメッセージをいただきました。本当に、本当に、ありがとうございました。 皆さまのおかげで、はやぶさ君も、スタッフ一同も、大いに力づけられました。皆さまから、メールで、手紙で、そして掲示板上で寄せられるたくさんの声が、はやぶさ君を帰還運用の再開へと駆り立てたのだと思います。心より感謝いたしております。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002009年11月26日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (11/20)

1日遅れの更新となりましたが、ご心配をおかけいたしております。はやぶさ君は、イオンエンジンBのイオン源とイオンエンジンAの中和器を同時に使用することにより、地球帰還に向けての加速を加速を開始しました。詳しくはプレスリリースをご覧ください。 イオンエンジンは、プラスに帯電したキセノンイオンを電気の力で加速し放出するためのイオン源と、負電荷を持つ電子を放出してキセノンイオンを中和するための中和器から成り立っています。 ...

2016-04-11T19:44:43+09:002009年11月20日(金)|はやぶさ|

はやぶさ、エンジンを組み合わせることにより地球帰還運用を再開

エンジントラブルにより一時的に地球帰還のためのエンジン噴射を停止していた小惑星探査機「はやぶさ」について、JAXAはこのほど、エンジンを組み合わせることによって運用を再開し、来年(2010年)6月への帰還に向けての運用を実施すると発表しました。 今回採用された手法は、2つのイオンエンジンのうち、機器の動くものを組み合わせて使うというものです。具体的には、異常が発生して探査当初に動作を停止していたAスラスタと、中和器の劣化によって動作を停止していたBスラスタのイオン限とを組み合わせ、いわば1台のエンジンとして運用するという手法です。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002009年11月20日(金)|はやぶさ|
Go to Top