「かぐや」は、周回衛星(本体)、リレー衛星、VRAD(ブイラド)衛星からなります。サイズはそれぞれ以下の通りです。
- 周回衛星
- 重量:約2トン(周回観測軌道投入時)
大きさ:2.1メートル×2.1メートル×4.8メートル - リレー衛星、VRAD衛星
- 大きさ:1メートル×1メートル×0.65メートル
重量:それぞれ約54kg
これに対してアポロ宇宙船は、司令船、機械船、月着陸船からなっていて、司令船と機械船が結合したものは母船と呼ばれます。それぞれ大きさは次のようになっています。
- 司令船
- 重量: 約6トン
大きさ(円錐形): 底部直径3.9メートル
高さ3.2メートル - 機械船
- 重量: 約25トン (重さは厳密には、各宇宙船の目的によって異なります。)
大きさ: 直径3.9メートル
長さ7.4メートル - 月着陸船
- 重量: 約15〜16トン
大きさ: 長さ(高さ)約7メートル
着陸脚間距離: 9.5メートル
居住容積: 4.5立方メートル
アポロ宇宙船は「かぐや」に比べると桁違いに大きいのです。
ちなみに、最近のアメリカによる月探査機ルナープロスペクターは、円筒形で高さ1.3メートル、直径1.4メートル、重量295キログラムでした。
また同じくアメリカの月探査機クレメンタインの大きさは、直径1.14メートル、高さ1.74メートルで、打ち上げ重量は462キログラムでした。
■関連ページ
- 「かぐや」衛星の概要 (「かぐや」プロジェクトチームウェブサイト)
- かぐや (「かぐや」プロジェクトチームウェブサイト)
- かぐや (月探査情報ステーション)
- アポロ (月探査情報ステーション)
- クレメンタイン (月探査情報ステーション)
- ルナープロスペクター (月探査情報ステーション)