土星に近づくカッシーニ探査機の想像図 (Photo: NASA)
土星、そしてその衛星を周回して詳しく観測する、はじめての探査機が、カッシーニです。1997年の打ち上げ以来、実に7年半という長い年月をかけて、2004年7月1日(日本時間)、土星の回りを回る軌道に入りました。
カッシーニ/ホイヘンス探査機は、土星及びその衛星の回りを回る周回機「カッシーニ」と、衛星タイタンに突入するための突入機(プローブ)「ホイヘンス」からなります。周回機は2004年7月から4年をかけて、土星本体やその衛星を詳しく探査します。
「ホイヘンス」は2004年12月に本体から切り離され、2005年1月14日(日本時間)にタイタンに突入、着陸に成功しました。
カッシーニ/ホイヘンス探査機は、アメリカとヨーロッパ共同で開発されました。
- トピックス
最新のトピックスはブログにてご覧頂けます。 - 探査の概要
- 探査機の諸元
- 周回機「カッシーニ」
- 突入機「ホイヘンス」
- ホイヘンス突入のタイムライン
- 科学機器
- 衛星フライバイ 次回は2月22日
- ギャラリー
■関連リンク
カッシーニ/ホイヘンス計画のウェブサイト
- NASA/JPLのサイト (英語)
- NASAメインサイト (英語)
- ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のサイト (英語)
DSPACE コラム
- 衛星タイタンにタッチダウン。しぶきを上げるか激突か。 (2005年1月)
- 土星の衛星タイタンに音楽を。 (2004年12月)
- タイタンに桃源郷はあるか。 (2004年8月)
- 土星の「耳」は「渋滞する粒々」だった。 (2004年7月)
DSPACE ムービー (特集:土星の謎に迫る…2004年7月)
インタビュー 未知なる星を目指したホイヘンス、32億kmの旅。
マルチェロ・コラディーニ
ヨーロッパ宇宙機関 科学部門責任者 太陽系ミッションコーディネーター