メッセンジャーから水星初画像が届く
水星へのフライバイを控え、このほどメッセンジャーから画像が到着しました。8枚の画像は航法用の画像です。運用担当者によると、フライバイ当日までこのように写真を取得する予定だそうです。画像は、探査機に搭載された水星撮像システム(MDIS)で取得しました。 メッセンジャーが取得した航法用の写真は、光学航法として同定し、軌道情報を補正するために使われます。フライバイの際には水星のすぐそばを通るため、軌道をできる限り精密に決めることが必要とされます。 ...
水星へのフライバイを控え、このほどメッセンジャーから画像が到着しました。8枚の画像は航法用の画像です。運用担当者によると、フライバイ当日までこのように写真を取得する予定だそうです。画像は、探査機に搭載された水星撮像システム(MDIS)で取得しました。 メッセンジャーが取得した航法用の写真は、光学航法として同定し、軌道情報を補正するために使われます。フライバイの際には水星のすぐそばを通るため、軌道をできる限り精密に決めることが必要とされます。 ...
カッシーニ探査機による土星の観測によって、これまで考えられてきた輪の起源が大幅に覆りました。これまではせいぜい数億年前にできたと考えられていたのですが、それが、太陽系誕生の頃に近い45億年前までさかのぼれるという説が発表されました。 カッシーニ探査機に搭載されている紫外線撮像スペクトロメータの主任研究者である、コロラド大学ボールダー校のラリー・エスポジート ...
9月10日(アメリカ太平洋時間)に、カッシーニ探査機が土星の衛星イアペタスのそばを通過しました(フライバイ)。この際に得られたデータから、イアペタスは2つの極端に異なった表面を持っていることがわかりました。片方は雪のように白く、片方はタールのように真っ黒なのです。 得られた画像には、赤道に沿って走る山脈や、クレーターだらけの表面などが写っていました。この山脈は高さが20キロメートルもあり、このため、イアペタスの形はまるでクルミのようになっています。 ...
先日6月5日午後7時8分(日本時間6月6日午前8時8分)に金星をフライバイしたアメリカの水星探査機「メッセンジャー」が、フライバイ時に撮影した金星の写真が公開されました。 搭載カメラの試験を兼ねて撮影された金星の撮影では、何枚かの写真が撮影されました。上の写真はそのうちの1枚です。 ...
土星の2つの衛星、テチスとディオネは、宇宙空間に粒子を放出していることが、最近のカッシーニ探査機の探査で分かりました。このことは、両衛星が何らかの形で地質学的な活動を起こしていることを示唆しており、大変興味深い結果です。火山活動の可能性もあります。 この結果は、今週発行の科学雑誌「ネイチャー」に掲載されます。 ...