フェニックスの探査、第1段階を終了
フェニックスの土壌探査は、昨日第1段階を終了しました。予想外の大きな成果に、科学者たちは宝くじを当てたかのような喜びようです。 JPLで、フェニックスの機器の1つである顕微・電子化学・電気伝導度測定装置(MECA: ...
フェニックスの土壌探査は、昨日第1段階を終了しました。予想外の大きな成果に、科学者たちは宝くじを当てたかのような喜びようです。 JPLで、フェニックスの機器の1つである顕微・電子化学・電気伝導度測定装置(MECA: ...
1997年に打ち上げられ、2004年6月に土星に到着した探査機カッシーニは、この6月末で、第1段階の探査期間(基本探査期間)を終了します。このあと、さらに2年間の延長探査が予定されており、この延長探査では、土星やその衛星、とりわけ不思議な世界であることがわかってきた2つの衛星、タイタンとエンセラダスについてより詳しく調査を行う予定です。 この延長探査は今年の4月に実施が決定したものです。 ...
火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタ (MRO) ...
科学者は、フェニックス着陸点の地表直下から氷を発見したことで、今後数週間にわたる探査でさらに大きなものが発見できることを期待しています。 「我々が先日見つけた白い物体が、氷以外の何者ではないと発表できることは、私たちにとっても非常にうれしいことであり、誇りでもある。我々が見つけようとしているのは氷だけではない。鉱物や、化学作用によりできた物質、そしてできれば、有機物だ。」(フェニックスの主任科学者ピーター・スミス氏) ...
火星探査機フェニックスの地表掘削の際に見つかった、さいころほどの大きさの白い固まりについて、科学者は(水の)氷に違いないと確信を持っており、採掘後になくなっていたのは、表面に露出されてしまったために蒸発してしまったためと考えています。 フェニックスの主任科学者であるアリゾナ大学のピーター・スミス氏は、「氷に間違いない。この小さな固まりは発掘された数日間で消えてしまったが、それこそが氷であることの証拠だ。この白い固まりが塩なのではないかという議論があったが、塩でそんなことが起きるわけがない。」と述べています。 ...