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メッセンジャーの発見で、水星の新たな素顔が判明

9月29日に水星に3度目のフライバイを行った、探査機メッセンジャーですが、その際撮影した画像などが公開され、これまであまりよくわかっていなかった水星について、新たな素顔が明らかになってきました。 メッセンジャー探査機は今回のフライバイによって、これまで人類がみたことがなかった水星表面のうち、新たに6パーセントを撮像することに成功、これによって水星の表面ほぼ全体(約98パーセント)を撮影することに成功しました。なお、探査機はこのあと軌道を変え、2011年には水星の周りを周回する軌道に入ることになっています。日食による電源断のために一時的に探査機の動力システムを停止していたということはありましたが、それでもこのフライバイにおいて、カメラなどの機器は正常に動作し、高精度の写真を撮影しました。なお、まだ撮像が完了していない極地域については、2011年に探査機が周回軌道に入ったあとに撮影が行われることになっています。 ...

2016-04-11T19:47:59+09:002009年11月4日(水)|メッセンジャー|

LRO、アポロ17号着陸点を鮮明に捉える

アメリカの月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、今度はアポロ17号着陸点の超精細画像を送ってきました。アポロ17号着陸点は、以前(2009年7月)にもLROにより撮影されていますが、このときはまだ観測軌道に入っておらず、高度が高かったため、本来の解像度で撮影されませんでした。今回は観測軌道で、本来の解像度で写真が撮影されており、そこにはなんと、立てられた旗までが写っています。 この写真は、アポロ17号着陸点全体を撮影したものです。Challenger ...

今週のはやぶさ君 (10/22)

今週も、はやぶさ君はこつこつと軌道変更に励んでいます。 4年前の2005年、はやぶさ君は小惑星イトカワの観測に励んでいました。人間の目に見える波長の光(可視光線)だけではなく、近赤外線や、X線による観測も行っていました。 ...

2016-04-11T19:48:48+09:002009年10月22日(木)|はやぶさ|

LRO探査機器の主任科学者がスパイ容疑で逮捕される

アメリカの月探査機ルナー・リコネサンス・オービタ(LRO)に搭載されている機器の1つ、小型合成開口レーダ実証実験 (Mini-RF)の主任科学者で、クレメンタイン計画、チャンドラヤーン1などの月探査にも参加していた科学者、スチュワート・ノゼット容疑者が、スパイ容疑でアメリカ連邦捜査局(FBI)に逮捕されました。 ...

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