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中国が蛍火1号延期を正式発表

中国の人民日報日本語版は、10月30日に、中国初の火星探査機「蛍火1号」の打ち上げが延期されたことを伝えました。これで、中国のメディアが、火星探査機の打ち上げ延期を公式に報道したことになります。 蛍火1号は、2009年10月に、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」と相乗りで、ロシアのロケットにより打ち上げられる予定でしたが、ロシアがフォボス・グルントの打ち上げを2011年に延期したことから、打ち上げは延期されました。 ...

2016-04-11T19:47:18+09:002009年11月7日(土)|フォボス・グルント/蛍火1号|

今週のはやぶさ君 (11/5)

4年前の2005年11月4日、イトカワからの距離約7kmのホームポジションから一通りの観測を済ませたはやぶさ君は、イトカワへの着陸のリハーサルを行いました。 11月4日に行われた一回目のリハーサル降下試験では、イトカワの表面が予想もしないほどでこぼこしていたため、はやぶさ君のデータ処理が追いつきませんでした。そこで、イトカワから約700mの地点で一旦降下を中止しました。 ...

2016-04-11T19:47:30+09:002009年11月5日(木)|はやぶさ|

メッセンジャーの発見で、水星の新たな素顔が判明

9月29日に水星に3度目のフライバイを行った、探査機メッセンジャーですが、その際撮影した画像などが公開され、これまであまりよくわかっていなかった水星について、新たな素顔が明らかになってきました。 メッセンジャー探査機は今回のフライバイによって、これまで人類がみたことがなかった水星表面のうち、新たに6パーセントを撮像することに成功、これによって水星の表面ほぼ全体(約98パーセント)を撮影することに成功しました。なお、探査機はこのあと軌道を変え、2011年には水星の周りを周回する軌道に入ることになっています。日食による電源断のために一時的に探査機の動力システムを停止していたということはありましたが、それでもこのフライバイにおいて、カメラなどの機器は正常に動作し、高精度の写真を撮影しました。なお、まだ撮像が完了していない極地域については、2011年に探査機が周回軌道に入ったあとに撮影が行われることになっています。 ...

2016-04-11T19:47:59+09:002009年11月4日(水)|メッセンジャー|

LRO、アポロ17号着陸点を鮮明に捉える

アメリカの月探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、今度はアポロ17号着陸点の超精細画像を送ってきました。アポロ17号着陸点は、以前(2009年7月)にもLROにより撮影されていますが、このときはまだ観測軌道に入っておらず、高度が高かったため、本来の解像度で撮影されませんでした。今回は観測軌道で、本来の解像度で写真が撮影されており、そこにはなんと、立てられた旗までが写っています。 この写真は、アポロ17号着陸点全体を撮影したものです。Challenger ...

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