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嫦娥1号が発見した月面の火山地形に「玉兔」と命名

【記事内容を改訂したため、書き込み日時を変更しています】 中国初の月探査機で、今年3月まで探査を実施していた嫦娥1号のデータを元に、このほど中国の科学者は、月の表側にある火山地形「玉兔」、クレーター「呉剛」及び裏側の衝突盆地を発見したと発表しました。科学網、人民日報、新華社などが報道しています。 ...

2016-04-11T19:44:20+09:002009年11月26日(木)|嫦娥(じょうが)|

今週のはやぶさ君 (11/26)

はやぶさ君のイオンエンジンが不調になった時には、たくさんの心配と励ましのメッセージをいただきました。そして、先週、帰還運用の再開を発表した際には、先にも増してたくさんのお祝いと激励のメッセージをいただきました。本当に、本当に、ありがとうございました。 皆さまのおかげで、はやぶさ君も、スタッフ一同も、大いに力づけられました。皆さまから、メールで、手紙で、そして掲示板上で寄せられるたくさんの声が、はやぶさ君を帰還運用の再開へと駆り立てたのだと思います。心より感謝いたしております。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002009年11月26日(木)|はやぶさ|

今週のはやぶさ君 (11/20)

1日遅れの更新となりましたが、ご心配をおかけいたしております。はやぶさ君は、イオンエンジンBのイオン源とイオンエンジンAの中和器を同時に使用することにより、地球帰還に向けての加速を加速を開始しました。詳しくはプレスリリースをご覧ください。 イオンエンジンは、プラスに帯電したキセノンイオンを電気の力で加速し放出するためのイオン源と、負電荷を持つ電子を放出してキセノンイオンを中和するための中和器から成り立っています。 ...

2016-04-11T19:44:43+09:002009年11月20日(金)|はやぶさ|

はやぶさ、エンジンを組み合わせることにより地球帰還運用を再開

エンジントラブルにより一時的に地球帰還のためのエンジン噴射を停止していた小惑星探査機「はやぶさ」について、JAXAはこのほど、エンジンを組み合わせることによって運用を再開し、来年(2010年)6月への帰還に向けての運用を実施すると発表しました。 今回採用された手法は、2つのイオンエンジンのうち、機器の動くものを組み合わせて使うというものです。具体的には、異常が発生して探査当初に動作を停止していたAスラスタと、中和器の劣化によって動作を停止していたBスラスタのイオン限とを組み合わせ、いわば1台のエンジンとして運用するという手法です。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002009年11月20日(金)|はやぶさ|

エルクロス、月の水の存在を確認

先月、月の南極地域のクレーターに激突し、月探査を行ったアメリカの衛星「エルクロス」の探査により得られたデータを解析した結果、予備的ではありますが、月のクレーターの影の部分に水の存在を確かめることに成功したと、NASAが発表しました。NASAでは、この発見は、月の理解に新たな1ページを開くものであるとしています。 エルクロス、そして突入機として使われたセントールロケット第2段は、10月9日、月の南極付近にあるカベウスクレーターに激突し、クレーターの底にあった何十億年もの間光が当たっていない物質をちりとして巻き上げました。このちりの噴煙はクレーターの縁と太陽光に対してかなりの角度で舞い上がったようですが、その後噴出したちりはより水平の方向に広がったようです。 ...

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