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嫦娥2号の開発が着実に前進中

今年10月、あるいは年末にも打ち上げが予定されている、中国の2つめの月探査機「嫦娥2号」ですが、開発が着実に前進していることを示す2つの情報が入っています。 人民網日本語版の報道によると、この探査機の鍵となる技術のうち、6つの難しい技術について開発のめどが立ったとのことです。これらは月周回飛行軌道の制御や深宇宙通信、高解像度立体カメラなどの要ですが、詳細については不明です。 ...

2016-04-11T19:37:23+09:002010年1月14日(木)|嫦娥2号|

今週のはやぶさ君 (1/7)

あけましておめでとうございます。 はやぶさ君は、この年末年始に軌道決定を行いました。イオンエンジンをいったんとめて、地球からはやぶさ君までの距離と、はやぶさ君の速度を測ります。体重計の上でじたばた動くと正確な体重を量れないのと同様に、イオンエンジンを吹きながらでは正確な距離と速度を測れないのです。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002010年1月7日(木)|はやぶさ|

火星探査ローバー「スピリット」の不安な6年目

この1月4日(日本時間)で、着陸から6年目を迎え、まだ活動を続けているマーズ・エクスプロレーション・ローバー「スピリット」ですが、これからやってくる火星の冬の季節に向けて、いよいよもってその先に不安を抱かせる状況となっています。 「スピリット」が火星に着陸したのは、アメリカ太平洋標準時で2004年1月3日午後8時35分(日本時間で1月4日午後1時35分)でした。双子のローバである「オポチュニティ」はその少し後、同じくアメリカ東部時間で1月24日午後9時5分(日本時間1月25日午後2時5分)に火星に着陸、その後、活動を開始しました。当初想定されていた活動期間は3ヶ月でしたが、すでにその想定されていた活動時期をはるかに超え、間もなく6年目を迎えようとしています。なお、6年は火星年でいうと約3.2火星年となります。 ...

ニューホライズンズ、冥王星が地球よりも近くなる

2006年に打ち上げられ、10年越しの冥王星への旅を続けている探査機、ニューホライズンズですが、このほど旅の中間地点を過ぎ、いよいよ冥王星の方が地球より近いところまでやってきました。SpaceDaily.comが伝えています。 ニューホライズンズの探査責任者、アラン・スターン氏は、「探査関係者は、まだ道半ばで、先が長いことを誰もがよくわかっている。しかし、この探査機が探査で重要なポイントを越えたということを誇りに思っている。」と語っています。 ...

2016-04-11T19:39:15+09:002009年12月31日(木)|ニューホライズンズ|
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