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中国初の火星探査機の打ち上げ延期について専門家が見解を述べる

昨年10月に打ち上げられる予定だった、中国初の火星探査機「蛍火1号」の打ち上げ延期について、中国科学院宇宙科学・応用研究センターの呉主任が人民日報のインタビューに答え、打ち上げ延期は準備期間不足が原因であり、中国とロシアの間に協力に関する意見の相違はまったく存在しないと語りました。 このインタビューの中で注目すべき発言は、呉主任が「我々は自前のロケットで『蛍火1号』を打ち上げるだけの実力は持っている」と述べている点です。今回ロシアのロケットへの相乗りを行ったのは、経費の問題と2地点からの観測のためであるというのが、呉主任の言葉です。 ...

2016-04-11T18:35:36+09:002010年8月4日(水)|フォボス・グルント/蛍火1号|

嫦娥1号のレーザー高度計は、技術点で「かぐや」を上回る ー人民網日本語版

中国の月探査機「嫦娥1号」に搭載されていたレーザー高度計は、技術の点などで「かぐや」のものを上回ると、人民網日本語版が伝えています。 それによると、嫦娥1号のレーザー高度計は、探査中に合計912万点のデータを取得し、中国の国産技術で作られたこのレーザー高度計は、「かぐや」のものに比べて重さが3分の1,動作範囲が2倍と、技術の点で上回っているとのことです。 ...

2016-04-11T18:36:31+09:002010年8月2日(月)|嫦娥(じょうが)|

アポロ計画の写真で存在していなかったクレーターが発見される

現在月探査を実施しているアメリカの探査機、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、このほどアポロ時代に撮影された写真には写っていなかったクレーターを発見しました。 今回、写真の調査を行ったのは、上の四角で囲まれた領域です。クレーターの東端の部分ですが、このクレーターはフランツクレーターです。 ...

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