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カッシーニ、エンセラダスに間欠泉を発見

NASAとESAの土星探査機カッシーニは、2005年、土星の衛星エンセラダスの南極付近に、内部から勢いよく水を吹き出している、いわば「間欠泉」のようなものが存在することを発見しました。また、エンセラダスの南極からは、1300万ワットというとんでもない量のエネルギーが放出されている可能性があることもみつけています。しかし、そのような間欠泉、つまり天体内部に水をとどめておくだけのエネルギーがどこからやってきているのかについては、よくわかっていませんでした。 エンセラダスは小さいため、地球などのように、内部に含まれる放射性元素などが壊れるときに出る熱では、それほどまでに温まらないだろう、と科学者はみていました。その代わりに科学者が考えていたのは、潮汐加熱、すなわち、エンセラダスが土星などから引っ張られることによって、天体内部に摩擦が起き、その摩擦熱が原因ではないかというものです。 ...

2016-04-08T19:10:57+09:002010年10月10日(日)|カッシーニ/ホイヘンス|

嫦娥2号、探査軌道に投入

嫦娥2号が、最終探査軌道である、高度100キロの月周回軌道に投入されたことが確認されました。 10月9日の午前11時17分(中国標準時。日本時間では午後0時17分)、嫦娥2号は約15分間にわたる第3回の軌道修正(衛星の減速動作)を行い、無事、最終探査軌道である、高度100キロの円軌道に投入されました。 ...

2016-04-08T19:11:15+09:002010年10月9日(土)|嫦娥2号|

嫦娥2号の科学機器、動作開始

嫦娥2号に搭載されている科学機器が、動作をはじめた模様です。 月からのデータ送信は、中国・北京と雲南省にある受信局で受信されていますが、データが正常に受信されていることが確認されたそうです。 ...

2016-04-08T19:11:35+09:002010年10月9日(土)|嫦娥2号|

嫦娥2号の第2回軌道修正が完了

先日月を周回する軌道に入った中国の月探査衛星「嫦娥2号」ですが、2回目の軌道修正に成功しました。 2回目の軌道修正は10月8日の午前10時45分(中国標準時。日本時間では11時45分)に行われました。17分間の減速のあと、衛星は周期3時間半の新しい軌道に入りました。3回目の軌道修正によって、観測軌道である100×15キロメートルの軌道に投入されます。 ...

2016-04-08T19:11:53+09:002010年10月9日(土)|嫦娥2号|

嫦娥2号、月周回軌道に入る

1日に打ち上げられた中国の月探査衛星「嫦娥2号」は、月まで順調に飛行し、10月6日午前11時40分(中国標準時。日本時間では午後0時40分)、月を周回する軌道に入ることに成功しました。これで、嫦娥2号は正式に「月周回衛星」になったことになります。 月軌道に入るためには、探査機は減速する必要があります。この減速は午前11時6分(中国標準時)から始まり、約30分にわたって減速作業(逆噴射)を行い、無事周回軌道に入ることになりました。 ...

2016-04-08T19:12:15+09:002010年10月6日(水)|嫦娥2号|
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