嫦娥2号に搭載されている科学機器が、動作をはじめた模様です。
月からのデータ送信は、中国・北京と雲南省にある受信局で受信されていますが、データが正常に受信されていることが確認されたそうです。
受信は10月5日の朝から始まり、8種類の科学機器のうち、CCDステレオカメラとマイクロ波探査装置を除く各装置からのデータ送信が行われています。
ガンマ線スペクトロメータ、高エネルギー太陽粒子検知器及び太陽風検出装置は月へ向かう軌道上で既に起動されています。CCDステレオカメラ、マイクロ波探査装置は、最終的に探査軌道に入った時点で電源が入れられる予定です。
(本情報は中国国立天文台の鄭永春博士からの情報です)
・嫦娥2号 (月探査情報ステーション)
https://moonstation.jp/ja/history/Chang_e/