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月に地球のようなコア(核)があることが研究で明らかに

最新の地震解析技術を用いた研究により、月の中心部に、地球に似たコア(核)があることがわかりました。この研究の成果は、科学雑誌サイエンスの電子版に掲載されています。 月の内部がどのようになっているか、とりわけコアの有無やその大きさは、月がどのような形でできたのかを決定づけるための重要なデータとされています。また、月に過去に磁場があったことが明らかになっていますが、コアの存在は、その磁場がいつ頃まで存在していたのか、どのくらいの強さの磁場を保持していたのかを知る手がかりともなります。今回の研究は、こういった議論にも大きな影響を与えるものとなりそうです。 ...

2016-04-08T18:50:35+09:002011年1月7日(金)|月探査 (ブログ)|

中国、今年10月に火星探査機を打ち上げへ、2013年には独自探査機も

今年の中国は火星探査機です。2009年に打ち上げられる予定だったのが、打ち上げるロシアのロケット打ち上げの遅れで2年延期になった探査機「蛍火1号」が、今年10月打ち上げられます。 人民網日本語版の記事によると、このあと2013年の打ち上げを目指し、中国が独自に火星探査機の開発を進めているとのことです。打ち上げロケットは長征3号Bとなる予定です。 ...

2016-04-08T18:50:54+09:002011年1月6日(木)|フォボス・グルント/蛍火1号|

嫦娥2号、月食を乗り切る

現在月を周回している中国の月探査機、嫦娥2号が、先日の月食を無事乗り切ったことが明らかになりました。 月食は月探査機にとって大きな危険を伴います。まず、地球の陰に長時間入ってしまうため、電力供給ができず、充電された電池だけで何時間も探査機を動作させる必要があります。太陽光が当たらないことから、探査機の温度は極端に冷えることになります。さらに、月食の時間中は、地球との通信ができなくなるため、何かトラブルが発生した際にも即時対応ができないという大きなリスクを伴います。 ...

2016-04-08T18:52:07+09:002010年12月25日(土)|嫦娥2号|

2001マーズオデッセイ、火星探査の最長記録を更新

2001年に打ち上げられたアメリカの火星探査機「2001マーズオデッセイ」が、このほど火星探査の最長記録を更新しました。 2001マーズオデッセイは、12月15日時点で火星周回軌道に3340日間滞在して観測を続け、これは1997年から2006年まで探査を続けた、マーズ・グローバル・サーベイヤーの記録を抜き、最長の火星周回軌道滞在記録となります。 ...

2016-04-08T18:54:01+09:002010年12月19日(日)|2001マーズ・オデッセイ|
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