ルナー・リコネサンス・オービター/エルクロス

エルクロスの衝突ターゲットが、カベウスAクレーターからカベウスクレーターへ変更

NASAのエルクロス(LCROSS)チームは、このほど、LCROSSを衝突させるクレーターについて、従来発表していたカベウスAクレーターから、カベウスクレーターへと変更することにしたと発表しました。 この決定は、LCROSSの科学チームからの助言、衝突現象の専門家、天文学者などからのアドバイス、地上からの観測者、宇宙望遠鏡の観測者、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)、ルナー・プロスペクター、チャンドラヤーン1、かぐやの観測結果などを考慮に入れて行ったものです。また、カベウスクレーター領域に水素が濃集しているという最新のデータ(LROとルナー・プロスペクターによる)もこの決定を後押ししています。 ...

ルナー・リコネサンス・オービターが挑む、究極の宇宙データ送信

探査機がいくらいいデータをとってきたとしても、それを地球に送れない、としたらほとんど意味がありません。そして、探査機は私たちの想像を超えた遠くにいます。月までは38万キロ、火星までは1〜3億キロ。これだけ遠くからやってくる電波を正確に捉え、データとして復号(電波から信号を取り出すこと)するためには、高度な技術が必要です。 現在月の周りを周りながら、探査準備を行っているアメリカの月探査、ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)にも、当然同じ問題があるわけで、技術者たちは限界を乗り越えるべく、努力を続けています。 ...

ルナー・リコネサンス・オービター、アポロ着陸点を撮影

先月打ち上げられ、現在月軌道上で試験観測を実施中のルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が、このほど、アポロの着陸点を撮影することに成功しました。 この撮影を行ったのは、LROに搭載されているLROカメラ(LROC)で、今回の撮影により、6カ所のアポロ着陸点のうち、5カ所を撮影することができました。撮影できなかったアポロ12号着陸点についても、数週間以内に撮影を行う予定です。 ...

エルクロスの姿をアマチュア天文家が撮影

6月19日に打ち上げられ、現在月スイングバイのあとの軌道にいる月探査機エルクロスを、カナダのアマチュア天文家、ポール・モートフィールド氏が撮影することに成功しました。撮影は6月29日に行われたとのことです。 アマチュア用の望遠鏡を使って銀河を撮影しようとしていたところ、見事にLCROSSが捉えられたということです。 ...

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