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About 寺薗淳也

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はやぶさ、地球引力圏軌道へ

地球を目指して飛行を続けている小惑星探査機「はやぶさ」は、昨年11月のイオンエンジンのトラブルも脱し、順調に飛行を続けています。このほど、探査機が地球引力圏を通過する軌道に乗ったことが確認されました。これにより、「はやぶさ」が地球(近傍)に帰還できることはほぼ確実となりました。また、当初の目標の1つであった「地球への往復飛行」をほぼ達成できることになりました。 今後軌道修正を実施しつつ、地球へのカプセル再突入に向けて準備を進めていくことになります。 ...

2016-04-11T19:37:05+09:002010年1月15日(金)|はやぶさ|

嫦娥2号の開発が着実に前進中

今年10月、あるいは年末にも打ち上げが予定されている、中国の2つめの月探査機「嫦娥2号」ですが、開発が着実に前進していることを示す2つの情報が入っています。 人民網日本語版の報道によると、この探査機の鍵となる技術のうち、6つの難しい技術について開発のめどが立ったとのことです。これらは月周回飛行軌道の制御や深宇宙通信、高解像度立体カメラなどの要ですが、詳細については不明です。 ...

2016-04-11T19:37:23+09:002010年1月14日(木)|嫦娥2号|

今週のはやぶさ君 (1/7)

あけましておめでとうございます。 はやぶさ君は、この年末年始に軌道決定を行いました。イオンエンジンをいったんとめて、地球からはやぶさ君までの距離と、はやぶさ君の速度を測ります。体重計の上でじたばた動くと正確な体重を量れないのと同様に、イオンエンジンを吹きながらでは正確な距離と速度を測れないのです。 ...

2023-07-10T10:02:35+09:002010年1月7日(木)|はやぶさ|

火星探査ローバー「スピリット」の不安な6年目

この1月4日(日本時間)で、着陸から6年目を迎え、まだ活動を続けているマーズ・エクスプロレーション・ローバー「スピリット」ですが、これからやってくる火星の冬の季節に向けて、いよいよもってその先に不安を抱かせる状況となっています。 「スピリット」が火星に着陸したのは、アメリカ太平洋標準時で2004年1月3日午後8時35分(日本時間で1月4日午後1時35分)でした。双子のローバである「オポチュニティ」はその少し後、同じくアメリカ東部時間で1月24日午後9時5分(日本時間1月25日午後2時5分)に火星に着陸、その後、活動を開始しました。当初想定されていた活動期間は3ヶ月でしたが、すでにその想定されていた活動時期をはるかに超え、間もなく6年目を迎えようとしています。なお、6年は火星年でいうと約3.2火星年となります。 ...

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