韓国、月探査に注力、今後3年間で180億円を投資へ
これまでこのブログでも韓国の月探査について取り上げてきましたし、その論調はどちらかというと「本当にできるのか?」という、やや疑いをかける内容でしたが、韓国はそれでも、本格的に月探査に進むようです。 韓国は、今後自国の産業育成の一環として宇宙開発を先端産業として重点的に育成する方針を固め、その中で月探査についても本格的に進めることになった模様です。2月28日付の韓国・聯合ニュース(日本語版)が伝えています。 ...
これまでこのブログでも韓国の月探査について取り上げてきましたし、その論調はどちらかというと「本当にできるのか?」という、やや疑いをかける内容でしたが、韓国はそれでも、本格的に月探査に進むようです。 韓国は、今後自国の産業育成の一環として宇宙開発を先端産業として重点的に育成する方針を固め、その中で月探査についても本格的に進めることになった模様です。2月28日付の韓国・聯合ニュース(日本語版)が伝えています。 ...
火星へと向かう人類 1997年7月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機「マーズパスファインダー」が火星への着陸に成功した。遅れること数か月、同じくNASAの「マーズグローバルサーベイヤ」も火星に到着した。2つの大きな出来事以降も、アメリカとロシアを中心に火星探査計画は着々と進められている。日本でも文部省宇宙科学研究所が火星探査機「プラネットB」の打上げを予定している [注1] など、初めて探査機「バイキング」が火星に着陸した1976年以来、2度目の火星ブームといっていいくらい、世界は火星一色だ。 ...
ヤリを打ち込んでの月観測 月基地の建設、月面での生産活動、ビジネス、観光旅行……と、ここまでは数十年も先に予想される月の変貌を見てきたが、このあたりで話をグっと現代に近いところまで引き戻そう。すなわち、わが国で実際に動き始めている月関連プロジェクトについてだ。 ...
ビジネス拠点としての月の成長 鉱物資源とエネルギーの確保、そして月基地の建設が進行し、天体観測や実験、食料や資材の生産が軌道に乗れば、月はやがて1つの都市として機能するようになる。初期の段階では、月で生活するのは一部の研究者などにとどまるだろうが、やがて月でビジネスが成立するようになると、たとえば「月支店への出張」といった具合に、あるいは観光のために、一時的に月を訪れたり月に滞在したりする人も増えるだろう。 ひと昔前の東南アジアを想像すればいいだろうか。大企業がこぞって進出し、それにともなってビジネスと観光と生活のための環境が整備されていった。すなわち、交通手段と宿泊施設だ。 ...
月から地球への「エネルギー輸出」 エネルギー、酸素、水、食料、建築素材……。これらは月面上で実験もかねて生産されることになるが、やがて「収益や社会への寄与を目的とする生産」に変わる日もくるだろう。 ...